わが友フランケンシュタイン
書名「わが友フランケンシュタイン」
- 作者「和田慎二」
- 出版元「集英社」(MC)
- 初版「昭和52年3月20日」
(第3版 52,9,30所有)
収録作品
- わが友フランケンシュタイン(別マ 47年9月号)
- 谷間に鳴る鐘( 〃 48年9月号)
- 怒りの十字架( 〃 50年2月号)
- 炎の地平線( 〃 50年10月号)
思い出
これも「大好き」大好きなシリーズの一つ。・・・怪物であるはずの「サイラス」(フランケンシュタインの名前。第1話で命名)が、人々を守り、弱い者を(主に少女)を救うために強大な力で「山火事」「雪渓」「火山の噴火」などに立ち向かい、最後に消えてゆく・・・大魔神のようなパターンですが、そういう話。
第3話だけがちょっと異質・・・悪い領主・村人に蹂躙された「少女」の「死」に「怒り」、領主達を殺戮すると言う話になってます。・・・「ヒルダ」と共に印象には残る話だけれど、全体のトーンとはちょっと違うかな?と感じます。
4話(最終話)で、生みの親「フランケンシュタイン博士」と再会。・・・一応の決着(人造人間にも感情は生まれる)を見せて、物語は終了します。・・・が、作者はその後の展開も考えていたようで(大都社版後書きマンガより)・・・またいつか復活するのかな?・・・平成5年「怪盗アマリリス」番外編にて、ちょっとだけ復活。
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