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2005/08/31

旅マン

  • tabiman書名「旅マン」
  • 著者「ほりのぶゆき」
  • 出版社「小学館」(ビックスピリッツコミックススペシャル)
  • 初版「平成13年4月1日」
  • 連載「週刊ビックコミックスピリッツ 11年11/1号~12年5/22号」

思い出

 記憶を失った謎の改造人間「旅マン」が主人公・・・毎回「日帰り」の普通列車の旅に出かける事に。(実際に作者が取材旅行をしている)・・・後半、流石にきつくなってきたのか「特急」にも乗りますがw・・・旅行先には「謎の観光魔神」が。

 とはいえ、特撮テレビのような話になるわけでもなく、この作者独特の「ひねったものの見方」での「観光案内」の本。(とはいえ、普通の観光地じゃないところに行ってるから、ほとんど意味無いんだけど)

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2005/08/30

ウルトラ超伝説

  • ultra_densetu書名「ウルトラ超伝説」全2巻
  • 著者「居村眞二」
  • 出版社「大都社」(ST comics)
  • 初版「平成10年7月10日」(2冊とも)
  • 連載「てれびくん 昭和56年5月号~」

収録作品

  1. ウルトラ超伝説
  2. アンドロ超戦士・Ⅰ
  3. アンドロ超戦士・Ⅱ
  4. プロメテウス伝説
  5. すすめタロウ
  6. ウルトラシリーズの伝説

思い出

 記憶もあやふやで、資料も乏しく・・・連載時期詳細は不明です。・・・「~超伝説」てれびくん連載だったかなぁ?・・まぁ、当時良い年をして「てれびくん」読んでいたことも確かなのですが・・・良く覚えてない。

 「アンドロメロス」・・・内山版に出てきた「鎧を着たウルトラマン」の設定が人気があったのでしょうね。・・・今度は「鎧の一族」・・・「アンドロ族」ということで、「メロス」だけでなく「ウルフ」の登場です。(その後「マルス」も登場。そして女性の「フロル」も・・・)

 前回紹介した「内山版 ザ・ウルトラマン」・・・そのあと「ウルトラ兄弟物語(かたおか徹治)」・・・そして「ウルトラ超伝説」と「ウルトラ兄弟大決戦マンガ」の流れがありましたが・・・この作品は「新たなウルトラヒーロー」を生み出した事に意味があります。

 「メロス」「ウルフ」がウルトラ兄弟と絡む表題作はなかなかのものなのですが・・・その後の「アンドロ戦士」達の話になると・・・??

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2005/08/29

炎の転校生

  • takizawa-01書名「炎の転校生」全12巻
  • 著者「島本和彦」
  • 出版社「小学館」(SScomics)
  • 連載「昭和58年31号~60年48号」(週刊少年サンデー)

思い出

 仮面ライダーオープニングのように「大爆発」で始まる第一話・・・「石ノ森を継ぐもの」の定めはここから始まっているのですw

 「理屈」で闘う「学園マンガ」です。・・・第1話からして「口で勝つ」
「調査する学園へ転校生として潜入する」という「スケバン刑事」システムなのですが・・・やっていることはだいぶ違うね。

takizawa-03  連載終了してからしばらく経って「アニメ化」(ここら辺の話は本人が「燃えよペン」で描いてます。)・・・それも世界初の「オリジナルレーザーディスクアニメ」・・・右の画像はその時発売された「主題歌シングル」なんだけど・・・これも「ビデオシングルディスク」

takizawa-02 さて、この本・・・全7巻の「小学館文庫版」で現在入手出来ます。

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2005/08/28

恐怖の復活

  • wada12書名「恐怖の復活~ホラー・リザレクション~」
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「秋田書店」(PRINCESS COMICS)
  • 初版「昭和55年2月15日」

収録作品

  1. 恐怖の復活(プリンセス 54年9・10月号)
  2. ラムちゃんの戦争( 〃 53年4月号)
  3. アラビアン狂想曲( 〃 51年9月号)

思い出

 「ミイラ男」が現在に復活し、女性を襲う。・・・というお話。・・・襲われる原因は「恋愛感情のため」というところが和田さん。
 ただ、この主人公が「そんなに魅力的でない」のが・・・感情移入できなくて残念です。(って少女マンガの主人公に男が感情移入って表現も・・・w)

 ラムちゃんの戦争は、前作(ラムちゃん)から全く傾向が変わって「巨大ロボ」の話。・・・電話で操作ってところが当時はギャグになったけど、携帯の普及した現代ではもう通用しない。・・・時代にあったギャグって難しいね。 

 「アラビアン・・・」・・・落ちが「長靴を履いたネコ」(東映版)

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和田慎二 自選複製原画集

  • wada16 書名「和田慎二 自選複製原画集」
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」(Cherish Gallery)
  • 初版「昭和54年7月20日」

収録作品(全12葉)

  1. おしゃれキャベツ(未発表)カラー4葉
  2. あさぎ色の伝説(別マ)カラー1葉
  3.     〃    (LaLa)単色1葉
  4. スケバン刑事(花とゆめ)カラー1葉 単色1葉
  5. 神恭一郎白書( 〃 )単色1葉
  6. ピグマリオ( 〃 )カラー1葉 単色1葉
  7. クマさんの四季(単行本口絵)カラー1葉
  8. おまけ・・・しおり2枚(ピグマリオ・神恭一郎)
    ケース表・裏・・・描き下ろし?

思い出

 ほぼ「原寸大」の複製原画集です。・・・しかし・・・マンガじゃ無くてもこういうものを買ってしまうところがコレクター体質なんでしょうねw
(複製原画集は和田さん以外にもあと3人分手元に・・・まぁそれはいずれ紹介)

 コレクター体質とかいいながらも・・・「カードギャラリー(絵はがき集)」とか「全コレクション」とか持っていないところが悲しいのですが。

 未発表作品「おしゃれキャベツ」・・・アリスを題材にした絵本用の絵だそうですが、途中で挫折したのだとか。

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2005/08/27

ざ・色っぷる

  • azuma17書名「ざ・色っぷる」
       吾妻ひでお作品集④
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「奇想天外社」(奇想天外コミックス)
  • 初版「昭和55年12月10日」

収録作品

  1. ざ・色っぷる(週刊少年サンデー 45年10/4号~11/8号)
  2. ウエルカム宇宙人(まんが王 45年お正月増刊)
  3. ザ・トンズラーズ( 〃 45年春休み増刊)
  4. タイガーパンツ( 〃 45年4月号付録)
  5. あなたまかせのノンポリ球団( 〃 45年5月号付録)
  6. その名は海賊大決戦( 〃 46年6月号)
  7. こうして私は漫画家した(描き下ろし)

思い出

 こちらは、高橋留美子さんに多大な影響を与えたという?「ざ・色っぷる」・・・何かに似顔絵描いていたなぁ・・・天下の「少年サンデー」連載・・・初の週刊誌連載作品なんだけど・・・作品の傾向は変わってないねw 

 「二日酔いダンディ」と同時期の作品ですが・・・デビュー3年目・・・精力的に作品発表してたんですねぇ。

 この作品の中で「ウエルカム宇宙人」は、ちょっと傾向が違う作品。・・・絵の感じとか書き込みの量が吾妻さんらしくないですね。   

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二日酔いダンディー

  • azuma16書名「二日酔いダンディー」
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「マガジンハウス」(MAG COMICS)
  • 初版「平成11年3月18日」
  • 連載「まんが王 昭和45年6月号~46年5月号」
       「 〃 45年 夏休み増刊号」
       「 〃 46年 お正月大増刊」

思い出

 和田慎二さんに多大な影響を与えたという?「二日酔いダンディ」・・・8/21「あさぎ色の伝説(その2)」参照・・・「ダンディ」「ナンシー」「アーさん」の犯罪者3人組の話。
 しかし・・・まんが王って対象読者が何歳ぐらいだったんだろ?・・・なかなかスゴイ話を連載していたものです。

 主役の一人「アーさん」(本名アズマ)・・・後に「作者自画像」の絵になるんだけど・・・ここまで堂々と「作者が主役」の漫画も少ないんじゃないか?・・・吾妻さんデビュー初期の作品なんだけど・・・作者キャラがしっかり個性を確立しています。

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2005/08/26

ドクター秩父山だっ!!

  • chichibuyamada書名「ドクター秩父山だっ!!」全2巻
  • 著者「田中圭一」
  • 出版社「ぶんか社」(BUNKASHA COMICS)
  • 初版①「平成9年2月14日」
       ②「平成10年11月10日」

収録作品

  1. ドクター秩父山だっ!!(連載 ぶんか社 イカしてソーロウ)
  2. 鳥獣戯画G 1巻(COMIC CUE VOL.2)

思い出

 ドクター秩父山3巻発売から約5年・・・突然発売されたこの本・・・連載誌が連載誌なだけに全くのノーマークでした。(連載誌?・・・エッチ専門の4コマ誌w)
 内容もやはり、そっち方面の話題が多く、流石にこれは人には勧められません。

 さて「秩父山」「秩父山だっ!!」共に「連載期間等不明」・・・単行本に書いてないんですよね。(秩父山だっ!!2巻には記載されてますが)・・・調べる気力もないので、不明のママにしときます。

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ドクター秩父山

  • chichibuyama書名「ドクター秩父山」全3巻
  • 著者「田中圭一」
  • 出版社「スタジオ・シップ」(ship fresh comics)
  • 初版①「昭和62年3月20日」
       ②「昭和63年8月20日」
       ③「平成3年9月10日」

収録作品

  1. ドクター秩父山
  2. ミスターカワード(3巻)

思い出

 友人から進められ初めて読んだのだが・・・笑った。友人の部屋の隅で、笑いが止まらなかった。・・・我慢しようにも止まらない。・・・これが「本屋で立ち読み」の状態だったら、まわりが引いてしまうほど笑った。・・・それだけインパクトの強い本。

 作者の傾向から「エッチ」「下ネタ」が多いけど・・・デビュー直後ぐらいの作品だから、まだそれほどじゃないな。

 万人向けじゃないけど・・・機会があったら読んでみてください。・・・私は「おええ鳥」が好きw

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2005/08/25

ここはグリーン・ウッド

  • greenwood書名「ここはグリーン・ウッド」全6巻
  • 著者「那州雪絵」
  • 出版社「白泉社」(白泉社文庫)
  • 連載「昭和61年16号~平成3年14号」
       (花とゆめ)

思い出

 男子高校生寮「緑林寮」(通称:グリーン・ウッド)で繰り広げられる寮生達の「青春ボーイズ・ライフ・ストーリー!!」(本の帯にこう書いてある)

 それぞれのキャラクターに人気が出たんだろうね。「主人公」以外がメインの話も多く、外伝まで書かれている。・・・そういえば「アニメ」にもなったし「CD」とかもいっぱい出てたなぁ。

 いえ、主人公(蓮川)メインの話もしっかり筋が通っていて面白いですよ。・・・少女マンガだけど「男子中高生」にもおすすめできます。

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2005/08/24

ニーベルングの指輪

  • nibelungen01書名「ニーベルングの指輪」1~3巻(未完)
  • 著者「松本零士」
  • 出版社「新潮社」
  • 初版①ラインの黄金
        「平成4年1月25日」
       ②ワルキューレ
        「平成10年9月30日」
       ③ジークフリート
        「平成11年12月10日」

思い出

 「ハーロック」や「エメラルダス」「999」の紹介より先に、この本の紹介になってしまいましたが・・・これも「発掘した順」の紹介ですので仕方がないw

 「999」により同一の世界の出来事となった「ハーロック」「エメラルダス」(まぁ、この2作は作品中でもリンクしてましたが・・・)・・・しかし、どれも中断したまま。・・・「続きはどうした!」と思っていたところに突然「B5版」の分厚い本が発売されました。・・・この表紙絵ですので・・・帯にハーロックの絵がなかったら買い逃すところでした。

 中を読んでみると・・・「トチロー」「エメラルダス」そして「ミーメ」が出てくるじゃありませんか!・・・そしてなんと「台場正」まで!!・・・それにしては「設定」が微妙に違ってるんですけど?

 これは、ワーグナーの歌劇「ニーベルングの指輪」を題材に、「ハーロックサーガ」を描き直した作品。・・・過去の話とのつながりはともかく、その後の「新999」などを読むと、どうもこれが「正史」となるようですね。・・・メーテルとエメラルダスは姉妹・・・

 その後「ワルキューレ」「ジークフリード」と出版され・・・どんどん厚くなっていった。3巻なんnibelungen02て520ページ!!・・・最終話「神々の黄昏」を残すだけとなったのですが・・・途中まで描かれて現在長い中断中・・・これも未完になってしまうんですかぁ?・・・途中までの話は「新潮社HP」で読むことが出来ます。

 その後、新潮社より「8冊」のコミックスとなって発売・・・こちらの表紙は「アニメ絵」ですね。

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2005/08/23

ザ・ウルトラマン

  • the_ultra書名「ザ・ウルトラマン」全3巻
  • 著者「内山まもる」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 初版「平成10年3月12日」(1巻)
       「平成10年4月12日」(2巻)
       「平成10年5月9日」(3巻)

収録作品

  1. ジャッカル対ウルトラ兄弟
  2. 若きファイタスの挑戦
  3. ウルトラマンA (以上 1巻)
  4. 月面要さい大作戦-対ベーダー
  5. 友情は永遠に…-タロウとエルフ
  6. ゾフィーの危機-対アサシン
  7. ウルトラマンタロウ (以上 2巻)
  8. 闘え!ウルトラ兄弟
  9. 1ダースの特攻隊-対アヌビス
  10. ウルトラマンレオ
  11. ウルトラマンティガ (以上 3巻)

思い出

 ウルトラマンレオのTV放映が50年3月に放送終了(仮面ライダーストロンガーも50年12月に終了)・・・TV特撮「冬の時代」がやって来ました。
 ただ、やはり怪獣人気はあったようで、「てれびくん」などは付録に「怪獣カード」とかいっぱい付いてたし、「ムック本」も発売されてたよなぁ。

 そんな中、「コロコロコミック」に連載されたのがこの作品!!・・・人気大爆発。特に「メロス」登場編の「ジャッカル対ウルトラ兄弟」は「燃える」展開・・・当時コロコロの総集編をみんなで回し読みしたものです。
(その後TV化された「アンドロメロス」は、この「鎧を着たウルトラマン」という設定を生かして生まれ変わった別の作品)

 作者は、学年誌に「第2次ウルトラ」のマンガを描いていた「内山まもる」さん。・・・スマートなウルトラマンの絵が魅力的・・・当時描いていた「ミラーマン」とか「ジャンボーグA」もコミックスにまとめて欲しいものです。

 3巻の「ウルトラマンティガ」は、平成9年に描かれた作品・・・人物の書き方に20年の歳月がw

 さて、現在放映中の「ウルトラマンマックス」も「M78星雲」生まれ・・・また新たな「ウルトラ兄弟物語」が生まれるのでしょうか・・・「マガジンZ」連載の「ウルトラマン 0」がそうなっていくのかな?

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2005/08/22

エリア88

  • area-88-01書名「エリア88」全13巻
  • 著者「新谷かおる」
  • 出版社「メディアファクトリー」(MF文庫)
  • 連載「昭和54年~61年」(少年ビックコミック)

思い出

 「ファントム無頼」で「第2次大戦飛行機」ではない「飛行機マンガ」を書いたと思ったら・・・今度はいきなり「現代戦闘機」がいっぱい出てくる「エリア88」・・・やっぱ「かっこいい」なぁ。

 話の方は「外人部隊」をテーマに「戦場シリーズ 現代版」かと思ったら、第3話「はてなき砂丘」からいきなり「ハード」な展開に。・・・続きが気になる「連載」となりました。

 最初のコミックスで全23巻・・・長編ですが「君の名は」的なすれ違いも多く、じれったい展開でもありました。

 小学館から出ていた最初のコミックス(全23巻)は絶版・・・平成11年にメディアファクトリーから文庫として再版・・・小学館版も持ってたんだけどなぁ。area-88-02

おまけ・・・小学館版にもメディア版にも未収録の作品がありまして・・・数年前のコミケで「新谷さんのサークル」が同人誌として発行。・・・運良く友人が購入してくれて手元にw

 

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2005/08/21

あさぎ色の伝説(その2)

  • wada15書名「あさぎ色の伝説 風のまつり唄」
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」(花とゆめCOMICS)
  • 初版「昭和54年5月20日」

収録作品

  1. 風のまつり唄(ララ 53年4月~7月号)
  2. 水鏡( 〃 53年2月号)
  3. ラムちゃん(52年 ビバプリンセス春の号)

思い出

 「あさぎ色の伝説 第2部 風のまつり唄」です。・・・第1部第5章のが書かれてから、3ヶ月後に連載が始まっているのですが、不思議なことにこっちの話は「連載当初」から読んでいるのです。

 第1部は「試衛館時代」の話でしたが、こちらは「京に上って新撰組が出来上がる直前」までの話。・・・メインは「芹沢鴨」の登場になるのか?・・・表紙に出ている不気味な顔が「芹沢さん」です。
 さて、「これから本編へ」・・・というところで連載中断。残念です。

 同時収録作「ラムちゃん」・・・「二日酔ダンディ」風のコメディ・・・「二日酔ダンディ」をしらない?・・・そのうち紹介しますのでw

wada14-2 おまけ・・・「あさぎ色の伝説」は「別マ」に一度書かれているんですよね。50年3月号・・・「超少女明日香」掲載のちょうど1ヶ月前。・・・和田さん作品年表などには(未完)として載っているけれど・・・うーん?全く記憶に残っていない。・・・右はその時の扉絵(和田慎二チェリッシュギャラリーより)

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あさぎ色の伝説(その1)

  • wada14書名「あさぎ色の伝説」1・2巻
          第1部 試衛館の鷹
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」(花とゆめCOMICS)
  • 初版「昭和54年8月20日」1・2巻とも

収録作品

  1. 試衛館の鷹 第1章(ララ 51年11月号)
  2. 試衛館の鷹 第2章( 〃 52年1月号・3月号)
  3. 試衛館の鷹 第3章( 〃 52年5月号・7月号) 以上1巻
  4. 試衛館の鷹 第4章( 〃 52年9月~10月号)
  5. 試衛館の鷹 第5章( 〃 52年11月~53年1月号)
  6. 風車( 〃 51年 創刊号) 以上2巻

思い出

 和田さんの描く「新撰組」・・・「あさぎ色の伝説」です。・・・ここで初期B6版ララコミックス(52~53年に出版)の写真が出たらスゴイのだろうけど・・・持ってないです。
 和田さんのコミックス収集を始めたときにはすでに書店では見かけなかった。・・・一度だけ街中の書店で「ボロボロの本」(2巻だけ)を見つけたことがあったっけ。

 「花とゆめCOMICS」版は続巻「~風のまつり唄」出版に合わせて同時発売されました。

 あさぎ色・・・浅葱色・・・「わずかに緑色を帯びた薄い青。また、青みをおびた薄い緑色。」とのこと。・・・新撰組隊員服の色だそうですが、白黒TVの時のイメージが強く、「あの服」がそんなに鮮やかな色だとは「この作品」を読むまでは知りませんでした。

wada14-3 追記・・・ブログに記事をアップしたら、さっそく友人からメールが。・・・ララ版第1巻の画像付き・・・ということで、今回のおまけとして載せときますね。

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2005/08/20

格闘ファミリー

    azuma15

  • 書名「格闘ファミリー」
       吾妻ひでお作品集③
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「奇想天外社」(奇想天外コミックス)
  • 初版「昭和55年10月15日」

収録作品

  1. 格闘ファミリー(月刊少年チャンピオン 53年1月号~7月号)
  2. ラブ・ハンター(週刊少年チャンピオン 49年12月増刊)
  3. ゴキブリくん(週刊少年チャンピオン 51年9/13号)
  4. 吸パイ鬼( 48年 鏡第2号)
  5. ノラ犬野郎(中三コース 49年7月号~9月号)
  6. こうして私はメジャーしそこなった(描き下ろし)

思い出

 実は、このころの「少年マンガ」(特に月刊誌)はあまり読んだ記憶がない。・・・同時期の「別マ」などの記憶は残っているんだがw・・・だから前回の「ネムタくん」を含め、これらの少年誌掲載作品は、コミックスが初見。

 とはいえ・・・少年マンガなんだけど・・・なんだかなぁ?・・・とても「倫理上」良くない話が多すぎません?
 表題作はそれでも「おとなしめ」なのですが・・・「ノラ犬野郎」なんて・・・とても「中三コース」に載っていたとは思えないような「とんでもない」話w

 「描き下ろしマンガ」の意味が何となくわかりますw

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ネムタくん

  • azuma14書名「ネムタくん」全3巻
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「朝日ソノラマ」(SUN COMICS)
  • 初版「昭和57年3月5日」1巻「3月25日」2巻「4月20日」3巻

収録作品

  1. ネムタくん(月刊少年マガジン 51年7月号~54年3月号)
  2. おしゃべりラブ(コミックス未収録分)
  3. ちびママちゃん( 〃 )

思い出

 「ネムタ」「伊藤」「三蔵」の三人組が繰り広げる・・・「学園」ドタバタマンガ・・・あの「少年マガジン(月刊とはいえ)」に連載された作品。・・・「酒」「タバコ」「ばくち」「女」に手を出している主人公(高校生かと思っていたら・・・中学生でした)・・・今なら連載できないだろ~なぁ
 「ふたりと5人」のイメージよりは、ちょっとお洒落な画風です。

 3巻に同時収録されている「おしゃべりラブ」「ちびママちゃん」は「プリンセス」「月刊少年チャンピオン」連載作品・・・それぞれ「同名」のコミックスが出ているのだが、それに未収録の作品だそうです。・・・「おしゃべりラブ」は、別のコミックスの巻末でも見かけたこともあるぞw・・・「あっちの本こっちの本とさすらいのラブちゃんも いよいよこれにて完結!」と作者も書いております。

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2005/08/19

どーでもいいけど

  • doodemoii書名「どーでもいいけど」
  • 著者「秋月りす」
  • 出版社「竹書房」(BAMBOO COMICS)
  • 初版「平成15年12月17日」
  • 連載「平成4年4月~平成13年3月」
       (朝日新聞土曜日夕刊)

思い出

 朝日新聞夕刊「経済欄」に連載された4コママンガです。・・・連載開始が「バブル崩壊」後の平成4年・・・なかなか「キビシイ」状況のお話が多いですw・・・サブタイトル「不景気な暮らしの手帖」
10年間の連載期間なんだけど・・・経済状況は「好転」してないですねぇ。

 4コマ本にしては、分厚く「220ページ」ほどあります。 

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2005/08/18

日ペンの美子ちゃん

  • miko01書名「あの素晴らしい 日ペンの美子ちゃん をもう一度」
  • 著者「岡崎いずみ」
  • 出版社「第三文明社」
  • 初版「平成16年5月5日」
  • 連載「昭和47年~平成11年」(主に少女雑誌裏表紙)

思い出

 これは「コミックス」というよりは「磯野家の謎」とかと同じ「謎本」「研究本」の類なのですが・・・あの「日ペンの美子ちゃん」が「50話」分ほどが1冊にまとまっているという「貴重な本」

 「日ペンの美子ちゃん」は、「ボールペン習字の通信教育会社」のコマーシャルマンガなのですが・・・出版社を超え、あのころの少女マンガ各紙の裏表紙に載っていたマンガなので「知名度」はかなりのモノ。

 ただねぇ、読んでいた時期の関係で「4代目」までいるとは知りませんでした。
参考までに・・・
 初代  絵「矢吹れいこ(中山星香)」 47年~59年
 2代目 絵「森里真美(聖原玲音)」 59年
 3代目 絵「まつもとみな(佐藤元)」 59年~62年
 4代目 絵「ひろかずみ」 63年~11年

miko02

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2005/08/17

怪獣人生

  • kaiju書名「怪獣人生」全2冊
  • 著者「ほりのぶゆき」
  • 出版社「小学館」(BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
  • 連載「平成12年44号~14年38号」(ビッグコミックスピリッツ)( 〃 増刊)

思い出

 「懐かしTV」ものが得意な「ほりのぶゆき」さんの、「怪獣」「怪人」をテーマにした作品。・・・全2巻・・・「生」と「メカ」に別れています。・・・内容は別に「巨大生物モノ」「メカ怪獣モノ」ってジャンル分けしてある訳じゃないけど。

 「時代劇」「特撮」「TVドラマ」を元にした作品の多い方なのですが・・・70年代にそれらの作品に触れたことのある人には、妙なツボにはまると思われます。・・・逆に今の中高生には「ナニガナンダカワカラナイ?」かな?

 

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2005/08/16

仮面ライダー ZO

  • riderzo書名「仮面ライダー ZO」
  • 著者「島本和彦」
  • 出版社「徳間書店」(SC SPECIAL)
  • 初版「平成5年9月20日」

収録作品

  1. 仮面ライダーBlack(週刊少年サンデー増刊号 平成元年4/10号)
  2. 仮面ライダーZO(月刊少年キャプテン 平成5年5月~7月号)

思い出

 島本和彦の描く「仮面ライダー」・・・もうそれだけで「燃える」要素は充分です。

 「Black」は、「少年サンデー創刊30周年記念増刊号」に描かれたモノ。・・・原作がサンデー連載だったから描かれたのだろうけど、こちらは「TV版」の設定です。(しかも外伝)・・・このブログに描くために確認するまで、「仮面ライダーの特集本」に載っていたんじゃないかと勘違いしてたほど印象の強い作品

 「ZO」は映画公開に合わせ「少年キャプテン」に連載されたもの。・・・こちらはもう堂々と「本編」です。・・・そしてもう確実に「島本和彦キャラ」の性格を持ってます。・・・たとえ能力は劣っていても「気持ちで勝つ!!」

 5年後・・・島本さんは「スカルマン」のリメイクの連載を始めます。

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2005/08/15

EVIL CRUSHER 魔矢

  • kurumada02書名「EVIL CRUSHER 魔矢」
  • 著者「車田正美」
  • 出版社「集英社」(ホームコミック)
  • 初版「平成10年8月24日」

収録作品

  1. 前編 闇夜の国から来た戦士(月刊少年ガンガン 8年2月号)
  2. 後編 光の魔弓( 〃 8年3月号)

思い出

 こちらも「漫画家生活25周年出版」・・・奥付見ると、こっちの方が出版早かったな。

 「星矢」テイストな作品・・・敵も「聖衣」状のもの着ているしw・・・謎の戦士「魔矢」が「悪霊」を退治するという・・・簡単に説明するとそんな話。
だけど「車田テイスト」一杯の設定により、魅力のあるモノになっております。・・・具体的には良く解らないけれど、登場人物の語る「設定」により、すべての技が強力になるというアレです。

 こんな読み切りな形で終わらせるにはもったいない要素一杯だったのですが、残念ながら「続編」は今のところ書かれてはおりません。

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青い鳥の神話

  • kurumada01書名「青い鳥の神話」
  • 著者「車田正美」
  • 出版社「角川書店」(Kadokawa Comics A Extra)
  • 初版「平成10年9月1日」

収録作品

  1. 第一翔「葵と藍」(少年ジャンプ増刊 3年SpringSpecial)
  2. 第二翔「サンダーボール」( 〃 4年WinterSpecial)

思い出

 車田正美の「野球マンガ」・・・でも、「試合」はしません。主人公は野球チームに入っていませんからw・・・いや、どこかのチームには入っているのか?「アンダーシャツ」着てるし「スパイク」履いてるし?・・・でも「キャッチャー」以外は出てきません。

 では、どういう野球マンガなのか?・・・ピッチャー対バッターの話なのです。・・・数多くの野球マンガ・・・突き詰めてしまえば「星対花形」とか「不知火対山田」とかの1対1の話が中心になってしまうのかも知れないが・・・「チームプレイ」は何処に行ったの?

 ただ、このバッテリー・・・「1球1球」が命がけ・・・この調子で「チーム」作って「試合」を始めたら「アストロ球団」顔負けの「死人が出る野球」になってしまいます。・・・が、幸か不幸か「2話」で終了。

 少年ジャンプ増刊に掲載された作品ですが、角川よりコミックス発売。・・・漫画家生活25周年記念出版だそうで。

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2005/08/14

ピグマリオ(その1)

  • wada13書名「ピグマリオ」(1巻~3巻)
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」(HC)
  • 連載「昭和53年7号~53年24号」
       (花とゆめ)

収録作品

  1. ピグマリオ(第Ⅰ部)
  2. 化石(ララ 52年12月号)(3巻)

思い出

 「スケバン刑事」終了後3ヶ月と期間を空けずに始まった「新連載」がこれ。・・・過去の作品の傾向からすると、意外になかった「剣と魔法」もの。

 不思議なことに、この作品「第1話」から「花とゆめ」本誌で読んでいるのです。(しかも、自分で購入しているw)・・・スケバン刑事の時は「本誌」で読んだ記憶があまりないのになんで?なのですが。

 面白かったと思うのですが、なぜかいきなり「第Ⅰ部・完」となってしまい「打ち切り」・・・時代が早かったのかな?
 (結局、再開することが出来たのですが・・・今度は「最終27巻」の大長編になってしまいました。)

 

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ふたりの明日香

  • wada11書名「ふたりの明日香」
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「集英社」(MC)
  • 初版「昭和53年6月20日」

収録作品

  1. ふたりの明日香 (別マ 51年9・10月号)
  2. 朱雀の紋章 ( 〃 52年6月号)

思い出

 明日香第3作目・・・明日香そっくりの芸能人「葵今日子」の登場で、今度の舞台は「テレビ局」。

 さて、作品中、葵今日子が「髪を後ろに束ね」「ヨーヨーを使って」「悪人を捕まえる」TVドラマのロケシーンが出てくるのですがw・・・ただねぇ、後半部分のあるコマの中に「新聞テレビ欄」が書き込まれているのですが・・・そこには、別のテレビ局で「スケバン刑事」は放送されてる事になってるんですけど?
 重箱の隅つつくようですけど・・・そのコマ、実は別の(ストーリーを壊しかねない)書き込みなんですよ。・・・「最終回・総集編」は視聴率がよい→視聴率を上げるため「日曜日に最終回7本・総集編3本・特番2本」を13チャンネルが放送する。・・・との説明シーンなのですが、そこに書かれている新聞には・・・同日の同じ時間に、別々のテレビ局が「最終回」「総集編」を放送することに・・・これじゃ「視聴率」集中できないよw

 もう1本は「朱雀の紋章」・・・金田一耕助のような「伝奇・探偵」もの・・・これを最後に和田サインは「別マ」から「花とゆめ」メインに変わってゆきます。

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2005/08/13

贋作ひでお八犬伝

  • azuma13書名「贋作ひでお八犬伝」
       吾妻ひでお作品集②
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「奇想天外社」(奇想天外コミックス)
  • 初版「昭和55年8月25日」

収録作品

  1. 贋作ひでお八犬伝(月刊プレイコミック 54年8月~55年5月)
  2. どろろん忍者(漫画ギャング 54年10/16号~55年4/15号)
  3. 不気味が走る(プレイコミック増刊 55年1/20号)
  4. こうして私はキャラクターした(書き下ろし)

思い出

 書き下ろしのタイトルからも解るように・・・「キャラクター」が前面に出た作品群。・・・特に「八犬伝」なんて、「キャラクターが暴走する」作品だから。
 あまりにもな暴走ぶりに、途中作者は「本当の玉の持ち主」登場させますが・・・翌月号で早々に退場・・・元のキャラクターが再び(今まで以上に)暴走を始めます。
 収拾がつかなくなったところで「最終回」・・・タイトルも「玉、終る!」・・・「おわる」ではなく「しゅうる」と読むそうで・・・

 「どろろん忍者」・・・忍術「生き別れにのお兄さん」(分身の術?)が好きです。

 

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好き!すき!!魔女先生

  • azuma12書名「好き!すき!!魔女先生」
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「徳間書店」(ANIMAGE COMICS)
  • 初版「昭和56年4月10日」

収録作品

  1. 好き!すき!!魔女先生(テレビマガジン 46年12月号~47年4月号)
  2. 星の子チョビン( 〃 49年1月号~4月号)
  3. ぐるぐるメダマン(冒険王 51年9月号~52年2月号)

思い出

 先日「千の目先生」紹介したから、その流れでこの本の登場です。・・・原作付きマンガのハズなのに、しっかり「吾妻ひでお」している作品。・・・まるで主人公が「阿素湖」のような性格をしております。

 もう1本も「石ノ森さん」原作の「星の子チョビン」・・・こちらはもう全く原作を離れてしまっております。

 「ぐるぐるメダマン」・・・これもテレビ原作のマンガ化なんだけど・・・「海坊主」なんてほとんど「吾妻ひでおキャラ」になってます。

 ということで、何を書いても「吾妻ひでおマンガ」だったのでした。

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2005/08/12

マイペース!ゆず・らん

  • yuzuran書名「マイペース!ゆず・らん」全5巻
  • 著者「小池田マヤ」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 連載「平成9年8月~16年8月」(クレヨンしんちゃん特集号・月刊まんがタウン ほか)

思い出

 大阪本社からやって来た「OLふたり組」・・・「波多野ゆず」「宝塚蘭」の暴走4コママンガ・・・いやぁ、連載1回目読んだときから、妙に私のツボに入ってしまいました。・・・コテコテの「大阪ネタ」満載なんですが元ネタ知らなくても、充分OK。・・・「吉本新喜劇」「宝塚」・・・イメージだけでも充分。・・・知っていればもっとディープに笑えます。

 で、大阪といえば「阪神」・・・この中にも「阪神」ネタが一杯出てきます。・・・折しも連載中の「平成15年」阪神は優勝しました。・・・このマンガの中でのハジケっぷりを期待したのですが・・・なぜかちょうど優勝フィーバー真っ最中の2ヶ月間連載休載・・・残念。
(注 私は中日ファン。・・・今年の優勝はゆずれない!!)

 個人的には「結婚後、キャラクターの変わった みちるちゃん」が好きです。
 

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2005/08/11

BASARA

  • basara書名「BASARA」全15巻
  • 著者「田村由美」
  • 出版社「小学館」(小学館文庫)
  • 連載「平成2年9月号~10年6月号」
       (別冊少女コミック)

思い出

 「199X年 世界は核の炎に包まれた!」との書き出しこそありませんが・・・設定は似てるなw
 「砂漠化」した未来の日本で、悪政を打倒すべく立ち上がった「少女」の物語・・・「少女」であることを隠し・・・好きになった人は敵の「朱の王」だったり・・・仲間集めのために日本中を旅します。

 連載されている頃、友人のところで「コミックス」を途中まで読む。・・・その後、続きが気になって気になって・・・文庫で発売されたので購入しました。

 そういえばかなり前・・・深夜アニメになってたけど、話何処までやったんでしょうか?

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2005/08/10

千の目先生

  • 1000nome書名「千の目先生」
  • 著者「石ノ森章太郎」
  • 出版社「双葉社」(双葉文庫名作シリーズ)
  • 連載「昭和43年1号~28号」(ティーンルック)

思い出

 連載当時の、私の年齢が年齢だったし(10歳にもなってない)、掲載誌の「ティーンルック」なんて、名前も聞いたことのない雑誌だから、初出時にはまったく目を通したことのない作品。
 ただ、「好き!好き!!魔女先生」の原作本ということで存在自体は知っておりました。

 内容は「超能力大戦」・・・後の「イナズマン」に続くようなお話。・・・女性誌(少女誌)掲載ですので「雰囲気重視」の感じがします。

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2005/08/09

ウルトラマン

  • ultra01書名「ウルトラマン」
  • 著者「一峰大二」
  • 出版社「秋田書店」(Akita Bunko)
  • 連載「昭和41年8月号~42年9月号」(ぼくら)

思い出

 「光の国からぼくらのために」やって来たウルトラマン・・・地球に来たのは昭和41年・・・あれから39年・・・今もTVで「ウルトラマンマックス」が戦っております。

 毎回、新番組の企画書に書かれているであろう「原点回帰」(ネクサスは除くw)・・・やはり「初代」というのは偉大です。

 一峰さんの丁寧に書かれた「怪獣」が、とても雰囲気があって良いですねぇ。・・・やはり「初代」の怪獣は味がある。・・・マックスにも先日「レッドキング」が出てきていたし、「ゴモラ」の登場も決まったとか。・・・CBCのHPには「あの怪獣」の制作写真が出ていました。

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2005/08/08

モンキーターン

  • monkey01書名「モンキーターン」全30巻
  • 著者「河合克敏」
  • 出版社「小学館」(SSC)
  • 連載「平成8年36・37合併号~17年3号」
       (週刊少年サンデー)

思い出

 少年週刊誌にいきなり始まった「競艇マンガ」・・・「少年誌にギャンブル?」とも思ったものですが・・・その前に「競馬マンガ」がすでに連載されていましたねぇw

 「みんな並んでヨーイドン」の競技ではない「競艇」・・・スタートの方法からして「なかなか解りづらい」のですが・・・30巻読んでみても、いまいち「まくり差し」とか理解できておりません。・・・地元に「競艇場」もあり、数回見に行ったこともあるのですが、未だ「舟券」買ったこと無いです。

 マンガの方は「さわやか青春?モノ」・・・主人公(波多野)の高校卒業から結婚(婚約)まで・・・少年マンガではめずらしい「20歳代の有職成年物語」となっております。・・・後半ちょっと「ドロドロ」するけど。

monkey02  さて、前回の「帯ギュ!」テレカに続き、こちらは「モンキーターン テレカ」・・・「少年サンデー38周年記念」のモノ。・・・当時はマメに応募してたんだねぇw

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2005/08/07

スケバン刑事(その1)

  • wada10-2書名「スケバン刑事」(1巻~8巻)
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」(HC)
  • 連載「昭和51年1号~53年2号」
       (花とゆめ)

収録作品

  1. スケバン刑事(1~8巻)
  2. 神恭一郎白書(花とゆめ 51年ムフフ増刊)
  3. バニラ・エッセンスの午後( 〃 50年 増刊)(以上1巻)
  4. ケンタッキーのクマ母さん( 〃 49年7号)(2巻)
  5. 騎士よ…(ミミ 51年 3月号)(3巻)
  6. 番外編 ガラスの仮面編(花とゆめ 52年12号)(6巻)
  7. 校舎は燃えているか!?(再録)( 〃 50年15号)
  8. ライダーより愛をこめて…( 〃 51年秋の増刊)(以上8巻)

思い出

 スケバン刑事・・・とりあえずの完結が53年2号(ってことは実質52年末に雑誌発売)。8巻コミックスの初版日付けが(53,5,20)・・・ということでこのブログでは「明日香ふたたび」と「ふたりの明日香」の間に位置づけられました。

 個人的な感覚からすると、「明日香の後」から始まったような気がするんですが・・・「ふたりの・・・」が描かれたときには、すでに「麗巳」は逮捕されているんですねぇ。

 後半・・・三平&美幸が麗巳の毒牙に・・・でも「本当の完結」になるには、もっと多くの犠牲者が必要だったんですねぇ・・・合掌

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明日香ふたたび

  • wada10書名「明日香ふたたび」
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「集英社」(MC)
  • 初版「昭和53年1月20日」
       (第11版 55,12,15所有)

収録作品

  1. 明日香ふたたび (別マ 51年5~6月号)
  2. キャベツ畑でつまづいて ( 〃 49年6月号)
  3. わたしと兄貴のアップルパイ ( 〃 48年2月号)
  4. ホットケーキ物語 ( 〃 47年2月号)

思い出

 「明日香」2作目・・・現代に生きる「謎の忍者集団」って、今でこそ「使い古された」感があるものの、当時としては「新しい」扱い方だったんじゃないか?・・・鎖で身体に縛り付けたバクダンってのはちょっと?だけど。
 和也の「超能力が効かない」体質もこの回より登場。・・・ラストに明日香が逃げ出すのも今回より・・・その後20年以上「永遠の追いかけっこ」が続くとはw

 同時収録作品の「エコと兄貴」シリーズ・・・申し訳ないが当時の思い出が無いのです。・・・掲載時には読んでいると思うのだが?
 まぁ、当時10歳代の「男子小学生」には「アリス趣味」は理解できないでしょうねw

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2005/08/06

メチル・メタフィジーク

  • azuma11書名「メチル・メタフィジーク」
          吾妻ひでお作品集①
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「奇想天外社」(奇想天外コミックス)
  • 初版「昭和55年7月10日」

収録作品

  1. メチル・メタフィジーク(SFマガジン 54年10月~55年6月)
  2. るなてっく(劇画アリス 54年10月~55年4月)
  3. 偉大な種(別冊奇想天外 55年1月)
  4. 島島ランド(高一コース 54年4月~55年3月)
  5. こうして私はSFした(描き下ろし)

思い出

 「星雲賞」受賞前後の「54年~55年」にかけて描かれた「脂ののった」作品群です。
「メチル・メタフィジーク」「るなてっく」は、同じような「SF短編」連作・・・掲載誌の違いか、「るなてっく」の方が「個性的」・・・全編オリジナルキャラクター登場させて(作者キャラ除く)の作品群。・・・「のた魚」初登場はこれ。・・・「メチル・・・」の方は「吾妻ひでおオールスター(三蔵・不気味・ナハハ・阿素湖)」登場させたり、「不条理日記風」だったり、「阿素湖外伝」だったりと、ちょっと「メジャー指向」

 どっちが良い悪いではなく、どちらも吾妻さんらしい作品です。

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2005/08/05

シャタクな生活

  • plantsdoll書名「シャタクな生活」全2巻
  • 著者「奥谷かひろ」
  • 出版社「竹書房」(BAMBOO COMICS)
  • 連載「平成12年11月号~16年1月号」
       (まんがライフ)

収録作品

  1. シャタクな生活
  2. 原宿シンデレラガール (まんがライフ 12年3月号~9月号)
  3. 芸術しましょう! ( 〃 増刊 12年1/1号)
  4. ただいま捜査中 (まんがライフオリジナル 11月号)
    2~4・・・2巻

思い出

 「社宅に引っ越してきた新婚カップル」の「社宅って大変」な生活4コマ・・・かと思ったら・・・いつの間にやら「普通の」夫婦者4コマになってましたw
 作者も自覚していたらしい。(2巻後書き参照)

 作者・・・確か、むかし「OUT」でアニパロ書いてた。

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2005/08/04

観用少女

  • plantsdoll書名「観用少女~プランツ・ドール~」全2巻
  • 著者「川原由美子」
  • 出版社「朝日ソノラマ」(SONORAMA COMIC BUNKO)
  • 連載「平成4年~11年」(ネムキ)

思い出

 正確に言うと、この本。「私の本」じゃない。・・・おくさんが買ってきた本。
 ただ、「川原由美子」は「前略ミルクハウス」とかコミック読んでたし、(ソルジャーボーイと共に、どこかにあるハズ)・・・なかなか雰囲気のある作品なので気に入ってしまいました。

 「観用少女」と言う名前の「生き人形」(こう書くとなにかホラーみたいだが・・・)を取り巻く「人間」の話。・・・「観用」ってのは「造語」ですね。たぶん「観賞用」と「観葉植物」の「韻」を踏んでいるんだろうけど。

 第1話は「短編読み切り」・・・「ミルクと砂糖菓子の少女」が「女(大人)」になってしまいましたとさ。ってなかんじの、オチのある小話のような話。
 約1年後に再開された第2話から「連載」に・・・掲載誌にあわせて?「ちょっと奇妙な話」に路線変更?・・・足かけ7年(途中休載有り)の息の長いシリーズです。

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2005/08/03

なつのロケット

  • natuno書名「なつのロケット」
  • 著者「あさりよしとお」
  • 出版社「白泉社」(JETS COMICS)
  • 連載「平成11年16号~22号」(ヤングアニマル)

思い出

 「夏の自由研究でお悩みの皆さん。工作&理科実験として、『本物のロケット』を作ってみませんか?」と、健全な小学生に「正しい科学を啓蒙する」マンガです。

 いえ、作者は至ってまじめ。・・・たしかに「小学生」がやるにしては危険が伴いますが、本書に書かれているような「本物のロケット」を実際に作ることは「夢物語」では無さそうです。
実際、「本物の宇宙機エンジニア」の方に「考証」を考えてもらっておりますし。

 ただねぇ。実際に「火薬」を扱うのは危ないよ。・・・例年「花火の事故」とか起こってるし・・・私も中学生の頃、「悪友」達と火薬(をほぐして)遊んでおりまして・・・自転車通学のヘルメットに「穴」をあけ、担任にひどく怒られたこともありますし・・・ということで、このマンガも「分別の付く大人が読む」ヤングアニマルで連載。・・・いや、「ふたりエッチ」とか連載されているこの雑誌・・・「分別の付く大人」の読み物とは言い切れないけどw

 作者が後書きでも書いておりますが・・・読後、なにか「短編映画」でも見たような「すがすがしさ」を覚えるマンガです。

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2005/08/02

妖魔(その2)

youma03 「妖魔」を紹介したのが約2週間前・・・その後「妖魔数え歌」で検索して、このブログに来てくれた方がいらっしゃいまして・・・申し訳ない。中途半端な紹介でしたね。

 この数え歌。私も好きなものですから・・・歌詞、全部紹介しましょう!!

妖魔・数え唄

 ひとつ 一夜の恋ならば

 ふたつ ふたりで地獄へと

 みっつ みなを殺しても

 よっつ 黄泉(よみ)への道しるべ

 いつつ 戦の血の雨の…

 むっつ 骸(むくろ)とかわりゃせぬ

 ななつ 涙もかれはてて

 やっつ 闇夜がとけてゆく

 ここのつ 今夜は祝言を

 とおで 吐息を朱にそめて…

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仮面ライダー EX

  • rider_ex書名「仮面ライダー EX」
  • 著者「石ノ森章太郎」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 初版「平成13年8月19日」

収録作品

  1. 仮面ライダーアマゾン(テレビマガジン 49年11月号~50年3月号)
  2. 絵コンテ漫画 仮面ライダー(月刊少年マガジン 54年8月号)
  3. キミは仮面ライダーを見たか?!(61年3月TV化企画書)

思い出

 初期仮面ライダーシリーズの中で、一際異彩を放つ「仮面ライダーアマゾン」・・・見るからに「トカゲ」だし、主人公は服着てないし・・・でも石ノ森さん的には「力」が入っていたのかな?・・・初代の仮面ライダー以来3年ぶりに御大自らマンガ化をした!・・・と、当時は思いました。・・・が?
 今読み返してみると、どうも違うような気が・・・1話はまだ「がんばった」絵ですが、だんだん全く別人の絵になってしまっているw・・・(作画協力 石川森彦 と記載されています)
 TVの方は局の都合により打ち切り(全24話)・・・当然雑誌連載のこの話も、最後思いっきり端折られてしまっております。

rider_sp 「絵コンテ漫画」の方は、「ストロンガー」放送終了以来3年あまりの期間をおいてTVに復活することとなった「仮面ライダー」(スカイライダー)の「主役募集オーディション」告知と共に「月刊少年マガジン」に掲載された「100P書き下ろし」作品。
ただ、「今、仮面ライダーの映画を作るなら?」との趣旨で「下書き・アイデアノート」って感じで書かれた絵コンテ漫画なので、ところどころ「下書き」のような「コンテ絵」が出てきます。・・・初めて読んだときは「これマンガかぁ?」ってな感じもしたのですが・・・でも現在じゃ堂々と「下書きの絵のマンガ」も週刊誌に連載されておりますのでw・・・時代は変わった。
 この作品、平成9年に「仮面ライダースペシャル」として、単行本化しております。(単行本って言うより、今のコンビニ本そっくりですが)

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2005/08/01

SAND LAND

  • sandland書名「SAND LAND」
  • 著者「鳥山 明」
  • 出版社「集英社」(JUNP COMICS)
  • 連載「平成12年23号~36・37合併号」
       (週刊少年ジャンプ)
  • 初版「平成12年11月7日」

思い出

 「ドラゴンボール」が今年20周年だそうで・・・先日新聞に「全面広告」が出てました。(夏のお台場でのイベント広告)・・・ということで「良くも悪くも」特大ヒット作のドラゴンボールの後、ジャンプ誌上で鳥山さんが連載したのが、この「SAND LAND」

 戦争と天変地異で、砂漠化してしまった土地に住む「人間」と「魔物」・・・水源を求めて「元軍人」と「魔物の王子」が旅立ちます。・・・その旅の中で彼らは「隠された真実」を知り、国王軍と戦いが始まります。・・・そんな感じのお話。

 単行本1冊。200Pちょっとの作品なのですが・・・ストーリーはとてもきれいにまとまっております。・・・魔物の王子がちょっと「ドラゴンボール」引きずってるけど。・・・大ヒットの後、なかなか連載が続かなかったのですが、これで「鳥山明 復活」か?と思ったもの。・・・が、結局その後の連載は「ネコマジン」・・・ハァ

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