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2005/08/14

ふたりの明日香

  • wada11書名「ふたりの明日香」
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「集英社」(MC)
  • 初版「昭和53年6月20日」

収録作品

  1. ふたりの明日香 (別マ 51年9・10月号)
  2. 朱雀の紋章 ( 〃 52年6月号)

思い出

 明日香第3作目・・・明日香そっくりの芸能人「葵今日子」の登場で、今度の舞台は「テレビ局」。

 さて、作品中、葵今日子が「髪を後ろに束ね」「ヨーヨーを使って」「悪人を捕まえる」TVドラマのロケシーンが出てくるのですがw・・・ただねぇ、後半部分のあるコマの中に「新聞テレビ欄」が書き込まれているのですが・・・そこには、別のテレビ局で「スケバン刑事」は放送されてる事になってるんですけど?
 重箱の隅つつくようですけど・・・そのコマ、実は別の(ストーリーを壊しかねない)書き込みなんですよ。・・・「最終回・総集編」は視聴率がよい→視聴率を上げるため「日曜日に最終回7本・総集編3本・特番2本」を13チャンネルが放送する。・・・との説明シーンなのですが、そこに書かれている新聞には・・・同日の同じ時間に、別々のテレビ局が「最終回」「総集編」を放送することに・・・これじゃ「視聴率」集中できないよw

 もう1本は「朱雀の紋章」・・・金田一耕助のような「伝奇・探偵」もの・・・これを最後に和田サインは「別マ」から「花とゆめ」メインに変わってゆきます。

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