青い空を白い雲がかけてった
書名「青い空を白い雲がかけてった」全3巻
- 著者「あすなひろし」
- 出版社「秋田書店」(SHONEN CHAMPION COMICS)
- 初版「昭和53年6月10日」①
「昭和54年5月25日」②
「昭和56年2月15日」③
収録作品
- 青い空を白い雲がかけてった
- 風を見た日
- いつか見た遠い空
- 明日も晴れるか
- ぼくの心を風が吹く
- 日だまりの中で (1巻)
春が見えた朝
- いま青春の風の中
- ぼくのオレンジ色
- ビューティフルサンデー
- 八月のツトム
- きみの心に降る雪は
- 春を待ちながら (2巻)
- バーボンの香りの中で
- さりげないあした
- 青葉繁れる
- 童話
- 十月のあした
- 青空にタッチ!
- あしたになれば (3巻)
思い出
週刊少年チャンピオンに不定期連載されていたこの作品(第1話が51年36号 20話が56年4・5合併号)・・・チャンピオンの他の連載陣と多少雰囲気の違う「透明な絵」・・・子供心にも、「何か」を感じさせるものでした。
最初の3話は「主人公ツトム」の隣の席に「転校生リョウ」が来るという話・・・3っの話に出てくる3人とも「リョウ」という名前なのです。・・・彼らと関わることで、主人公が、「人それぞれいろんな生き方がある」と考え、気づく・・・割とストレートな「青春マンガ」・・・ちょっと「フォークソング」っぽい感じがしました。
その後は、登場人物も固定され・・・日常の中の「主人公の悩み」みたいな・・・ホントに何気ない中の・・・でも当事者にはちょっとした事件・・・そんな話なんだけど、何かがさりげなく良いのです。
昨年、エンターブレインから再販されたのですが(上の写真の下側)・・・残念ながら「総集編」・・・全20話のうちの8話しか収録されていませんでした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント