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2006/02/26

スケバン刑事(その4)

  • wada40書名「スケバン刑事」全12巻
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」(白泉社文庫)
  • 初版「平成7年3月22日」1~6巻
       「平成7年6月21日」7~12巻

思い出

 和田慎二さん大ヒットコミックス「スケバン刑事」の文庫化です・・・掲載時にカットされたページ等復活した「完全版」・・・文庫発売以前に「ワイド版」が発売されておりましたが・・・持ってたけど手放してしまった・・・だって「紙質」が悪くて、絵が汚かったから・・・カバー絵のためだけにも残しておくべきだったなぁ。

 さて、この文庫・・・「カバーの絵」を見ると・・・「幻魔大戦」か「ウルフガイ」か?・・・って感じがしますがw・・・イラストレーターの「生頼範義」さんによるもの・・・独特のタッチにより、とってもバタくさい顔のサキになっておりますw・・・この調子でスケバン刑事の登場人物が全12巻に渡って描かれております・・・が、今見直したところ、どうも「スガちゃん」がいない・・・う~ん。見てみたかったw
 (表紙下1/3の処に絵が少ないのは、文庫には帯が付く事を前提の上なのでしょうね。)

 収録作品は「スケバン刑事」本編と、番外編(「ガラスの仮面編」「神恭一郎白書」「校舎は燃えているか」の3本)・・・各巻に「メイキング」(描き下ろし)付き。

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2006/02/25

すみれ光年

  • azuma41書名「すみれ光年」Hideo Collection 3
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 初版「昭和60年1月10日」

収録作品

  1. すみれ光年前史 (描き下ろし)
  2. すみれ光年 (漫画アクション増刊 58年11月)
  3. スペース・フィッシュ・フラッシュ (レモン・ピープル 57年2月)
  4. 偉大な種 (別冊奇想天外 55年1月)
  5. ホーキ売りの季節 (マンガ少年 55年8月号)
  6. ぬいぐるみ (吾妻ひでお大全集 56年5月)
  7. 変星 (ぱふ 55年7月)
  8. 狂乱星雲紀 (コミックアゲイン54年5月号~11月号)

思い出

 Hideo Collection 3冊目・・・帯に書かれているのは「ゲマインシャフト作品集」・・・??
ドイツ語で「共同社会」の意味だとか・・・まぁ、難しいことは置いておいてw・・・まぁ、単純に「SF作品集」と思っていただければw
 吾妻さんお得意の「異世界もの」「不思議な生き物のいる惑星もの」ですね。

 どれも「短編」なのですが、不思議な「センス」にあふれております。

 

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2006/02/24

アシタのアタシ

  • ashitanoatashi書名「アシタのアタシ」全2巻
  • 著者「丹沢 恵」
  • 出版社「芳文社」(MANGA TIME COMICS)
  • 初版 ①「平成12年12月19日」
        ②「平成13年12月18日」
  • 連載「まんがタイムラブリー 11年4月号~12年11月号」
       「まんがタイムジャンボ 10年7月号~12年11月号」

思い出

 「江崎」と「森永」OLふたり組の・・・ちょっと昔風に言うと「トレンディドラマ風」な4コマw・・・いやだって「恋に生きるOL」と「姉御肌のOL」の、仕事と言うより「アフター5」のお話ですからw

 ということで・・・連載していた6年ほど前でも、少々設定が古かったか?・・・わりと「アッサリ」と話が進んで、作品的にも大きな盛り上がりのないまま話が終わってしまいました。・・・でも、そこはもう「ベテラン」の域に達した丹沢さん・・・面白い作品ではあるのですがね。

 さて・・・私の衰えてきた「記憶」によると・・・この2巻収録分以後も、少々連載は続いていたような気がするのですが・・・どんなものでしょう?

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2006/02/23

ゆけ!柴崎真実!!

  • yukeshibazaki書名「ゆけ!柴崎真実!!」
  • 著者「沖倉利津子」
  • 出版社「集英社」(MARGARET COMICS)
  • 初版「昭和57年2月28日」

収録作品

  1. ゆけ!柴崎真実!! (デラマ 56年9月号)
  2. パワーオン!ウェンズディ (別マ 56年11月号)
  3. そこのけそこのけミツルが通る! ( 〃 56年1月号)
  4. 火の玉娘と風小僧 ( 〃 56年4月号)

思い出

 表題作は、セッチシリーズの外伝・・・「おおきな日曜日」で、登場した「柴崎」と「キヨちゃん」のお話。

 中学生の時は、「好き」とか「嫌い」とかじゃなく、そんなことが考えられなかった「柴崎」くん。・・・街中でキヨちゃんと再会・・・キヨちゃんは未だに「柴崎」のことが好きで・・・
 そんなところに持ち上がる「同窓会」話・・・セッチの登場で、話は急に動き出します。(さすが、主人公w)

 以前のシリーズで、中学の時の「彼等の気持ち」がしっかりと描かれていたため・・・後日談のこの話も「成長した彼等の気持ち」がしっかりと伝わってきます。

 「パワーオン~」もセッチ外伝・・・こちらは「ウェンズディ」が主人公

 後半2作品はこれもパワフルな少女「ミツル」が主人公の、中学生のお話・・・セッチのように長期シリーズになるかと思わせたのですが・・・残念ながら2話で終了してしまいました。

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2006/02/21

ゲッターロボG

  • saga2書名「ゲッターロボG」全2巻
       ゲッターロボ・サーガ④~⑤
  • 原作「永井 豪」作画「石川 賢」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 初版①「平成11年5月12日」
       ②「平成11年6月12日」

思い出

 前回の「ゲッターロボ」に続き・・・ゲッターロボ・サーガとして当然「G」も出版されました。
新エピソード「ブライ誕生」も収録・・・これは、スーパーロボット大戦関係の本に掲載されたものだったかな?・・・謎の多い「百鬼帝国・ブライ大帝」の誕生の秘密・・・なぜ、ゲッターロボと戦うのか?という、この「ゲッターロボ・サーガ」の根底に関わるエピソードです。

 ②巻も大幅加筆がありまして・・・ラストの決戦部分などほとんど新作。   

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2006/02/19

超少女明日香(その2)

  • wada39-01 書名「超少女明日香」
       「明日香ふたたび」
       「ふたりの明日香」
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」(花とゆめコミックス)
  • 初版「平成7年1月25日」
       「平成7年2月25日」
       「平成7年3月25日」

収録作品

 超少女明日香

  1. 超少女明日香 (別マ 50年4・5月号)
  2. オレンジは血の匂い ( 〃 49年12月号)
  3. メイキングオフ「超少女明日香」 (描き下ろし)wada39-02

 明日香ふたたび

  1. 明日香ふたたび (別マ 51年5・6月号)
  2. 炎の剣 ( 〃 48年3月号)
  3. メイキングオブ「明日香ふたたび」 (描き下ろし)

wada39-03 ふたりの明日香

  1. ふたりの明日香 (別マ 51年9・10月号)
  2. 騎士よ… (MiMi 51年5月号)
  3. わたしと兄貴のアップルパイ (別マ 48年2月号)
  4. ケンタッキーのクマ母さん (花とゆめ 49年7月号)
  5. メイキングオブ「ふたりの明日香」 (描き下ろし)

思い出

 マーガレットコミックスで出ていた「明日香シリーズ初期3部作」を花ゆめコミックスでの再販・・・花ゆめ版の明日香が「完結」しましたし、シリーズを一つにまとめると言うことでしょうね。

 でも、読み返してみると・・・第1話はやはり、物語がギュッと詰まった感じがして濃厚。読み応えがありますね。

 同時収録作品は、マーガレット版と微妙に違っていて・・・「炎の剣」なんて、単行本タイトルにまでなってたのに。
 その他は「スケバン刑事」初期単行本に収録されていたものなどが移動してきました。・・・理由は「スケバン刑事」B6版コミックスが発売されたときにはみ出してしまったからだと思われます。

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2006/02/18

十月の空

  • azuma40書名「十月の空」Hideo Collection 2
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 初版「昭和59年12月9日」

収録作品

  1. 遊歩道 (描き下ろし)
  2. 陽射し (少女アリス 55年vol.13)
  3. 水底 ( 〃 55年vol.14)
  4. 水仙 ( 〃 55年vol.8)
  5. 午後の淫荒 ( 〃 55年vol.7)
  6. 九月怪談 (JUNE 56年10月)
  7. さまよえる魂 (少女アリス 55年vol.9)
  8. 夕顔 ( 〃 55年vol.15) 
  9. 夜のざわめき ( 〃 55年vol.12)
  10. 不思議ななんきん豆 ( 〃 55年vol.11)
  11. 暗い日曜日 (コミックアゲイン 59年№2)
  12. 十月の空 (シベール 55年vol.5)
  13. ラブ・ミー・テンダー (JUNE 57年5月)
  14. ストレンジ・フルーツ ( 〃 57年9月)
  15. 晩夏 (漫画アクション増刊 56年スーパーフィクション8)
  16. ミセスの冒険 ( 〃 57年スーパーフィクション9)
  17. 愛玩儀式 (JUNE 57年1月)
  18. 鎖 (コミックアゲイン 59年vol.1)
  19. 横穴式 (JUNE 59年5月)
  20. 海から来た機械 (少女アリス 56年vol.25)
  21. ガデム (JUNE 59年1月)
  22. NAMAK (マンガ宝島 57年3月)
  23. 帰り道 (マンガ奇想天外 56年№4)

思い出

 うわぁ~・・・このシリーズ「収録作品」名書くだけで時間がかかってしまうw
Hideo Collection第2弾・・・今回は「トワイライト作品集」と名付けられております。・・・収録作の中心は「陽射し」にまとめられた「吾妻ひでお 純文学シリーズ」を中心に、「JUNE」とか「少女アリス」掲載の「そっち系」の作品集w

 「不条理」と「美少女」・・・吾妻さんの「キーワード」となっておりますが・・・ちょっと難解・・・この一連の作品は、やはり「普通の人」の読むまんがとは一線を画しているような気がします。

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2006/02/17

週末の恋人

  • shu-matsu書名「週末の恋人」
  • 著者「七瀬あゆむ」
  • 出版社「芳文社」(MANGA TIME COMICS)
  • 初版「平成15年2月18日」

収録作品

  1. 週末の恋人 (まんがタイム 13年12月号~14年9月号)
  2.   〃    番外編 (まんがタイムダッシュ 13年11月号)
  3. 笑って三宅くん! (まんがタイムオリジナル 14年2月号 まんがタイムポップ 14年12月号 15年2月号)

思い出

 4コマまんがって・・・新聞4コマのように、基本的には「4っのコマ」で完結するお話・・・時々8コマで「2段オチ」ってのもあるけど。
 最近では、「テーマ」があって・・・流れの中で連続した4コマを進めてゆくものも多いけど・・・その中のどの4コマを一つだけ取り出しても、話が成立しているし・・・連載中のどの回から読んでもOKだと思う。

 が・・・この作品は、どうも調子が違う・・・ある4コマだけ取り出すと「?」・・・連載も順番道理に話を読み進めなくちゃ「意味不明」になってしまう。
 そう・・・これは「ストーリー」まんがなのです・・・4コマで話を進めてゆくけれど・・・行間を読まなくちゃ行けない。・・・4コマまんがとして成立してないけれど・・・話の展開上必要な4コマがあったりします。

 作者も承知の上・・・あとがきでふれてはおりますが・・・だいぶ実験的な手法だとは思うけれど・・・独特の「間」が創られていて・・・こういうものも有りだと思う。

 お話は・・・「友人の恋人を好きになった」男と「だんだんその男に惹かれてゆく」恋人の話・・・いえ、ドロドロしたものじゃなくw・・・少々気恥ずかしいようなお話なのです。

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2006/02/16

夏からの手紙

  • tabuti06書名「夏からの手紙」田淵由美子傑作集5
  • 著者「田淵由美子」
  • 出版社「集英社」(りぼんマスコットコミックス)
  • 初版「昭和55年7月20日」

収録作品

  1. 夏からの手紙 (りぼん 54年8月号)
  2. あなたに・・・ ( 〃 53年4月号)
  3. 雨の糸をつむいで ( 〃 53年6月号)
  4. 百日目のひゃくにちそう ( 〃 53年9月号)

思い出

 行方不明になっていた1冊・・・無事発見v・・・ということで、久しぶりに読み直してみましたら・・・うわぁ・・・これ・・・田淵由美子おとめちっく全開の作品集だったのねw・・・「フランス窓~」とか「林檎~」とかがタイトルとしてはものすごく印象に残っておりましたが・・・この本の4本はもう全てが傑作です。

 基本的には全て「フォークソング」の世界・・・恋愛に不器用な女子がいて・・・男の方はそんな子にべた惚れで、でもちょっとした誤解が元で事件が起きて・・・というパターン。
 この作品の前後に描かれている「ちょっと大人の雰囲気」の作品とは違い・・・現実的じゃないかも知れないけれど・・・とっても「読んでいてハズカシイ」ような気持ちが心地よいですw

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2006/02/14

グレートマジンガー

  • great書名「グレートマジンガー」全2巻
  • 著者「永井 豪」
  • 出版社「大都社」(STER COMICS)
  • 初版「昭和61年1月20日」(①②巻とも)

思い出

 説明するまでもなく・・・「マジンガーZ」の続編・・・あの主役交代劇は、なかなか衝撃的でした。

 この作品は・・・本に初出が書いてないので不確実ですが・・・たしか「テレビマガジン」に連載していたのだと思う。

 この作品・・・1巻目の大半を「マジンガー軍団VS地獄城」の話でして・・・グレートの話は後半部50ページ弱・・・内容は「TVアニメのマンガ化」という感じ・・・エピソード数も少なく・・・原作者が描いているのだが・・・「思い入れ」が感じられずに少々残念。

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2006/02/12

わが友フランケンシュタイン(その2)

  • wada38書名 「わが友フランケンシュタイン」
  • 著者 「和田慎二」
  • 出版元 「大都社」(St comics)
  • 初版 「平成6年12月26日」

収録作品

  1. わが友フランケンシュタイン(別マ 47年9月号)
  2. 谷間に鳴る鐘( 〃 48年9月号)
  3. 怒りの十字架( 〃 50年2月号)
  4. 炎の地平線( 〃 50年10月号)
  5. メイキング オブ 「わが友フランケンシュタイン」 (あとがき)

思い出

 大好きなシリーズの一つ(って、以前も書いたなw)・・・年1回ペースで4作書かれたので・・・続きが読みたくて、姉が友人から「別マ」を借りてくるのを毎月待っておりました・・・が、結局この4作品で終了

 この本・・・あとがき以外は以前出版されたMCと収録作品が同じ・・・なので、この手の再版本にしては、少々薄い気がw

 この本の出版される前年・・・花とゆめ誌上で「怪盗アマリリス・番外編」として、一度だけサイラスが現代に復活・・・いつか「本編」としての復活を待っております。

 

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2006/02/11

ひでお童話集

  • azuma39書名「ひでお童話集」Hideo Collection 1
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 初版「昭和59年12月9日」

収録作品

  1. ぐろぐろ動物ランド (描き下ろし)
  2. 神様/王様/不思議なカラス/悪魔 (漫画アクション増刊スーパーフィクション 54年1号)
  3. のた魚/メリメリ木こり/やさしい少女 ( 〃 54年2号)
  4. ラプンツェル/ブレーメンの定食屋/兄弟 ( 〃 54年3号)
  5. 眠れる美女 (JUNE 59年9月)
  6. おおおおお(ごたまぜ篇) (漫画アクション増刊スーパーフィクション 55年4号)
  7. おじいさんとおばあさん(日本むかしばなし篇) ( 〃 55年6号)
  8. ニンジン嫌いの魔法使い (ニューファンタジーコミックの世界 57年10月)
  9. ネリマー国物語(Oの泉篇) (マンガ少年 53年11月増刊)
  10. みかちゃんのぱんつ (レモン・ピープル 57年12月)
  11. 蛮人ヒロコの逆襲 (漫画アクション増刊スーパーフィクションスペシャル 56年3月)
  12. 妖精狩り (週刊少年チャンピオン 53年7月)
  13. つばさ (吾妻ひでお大全集 56年4月)
  14. るなてっく (劇画アリス 54年10~12月 55年3~4月)
  15. るなてっく外伝 ( 〃 55年1月)

思い出

 吾妻さんの「ファンタジー作品集」・・・漫画アクション増刊スーパーフィクションに連載していたものが「ひでお童話集」の名前が付いており、それが本のタイトルになっております。

 「童話集」・・・出だしは好調・・・少ないページの中にオチの効いた話が詰まっており・・・特に「悪魔」などは傑作だと思う・・・のだが、連載中に失速・・・後半は「童話」「昔話」の吾妻風パロディになってます。(それはそれで面白いのですがw)

 「ニンジン嫌いの魔法使い」は・・・吾妻さんには珍しく「ほのぼの」としたお話です。

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2006/02/10

江戸むらさき特急

  • edomurasaki書名「江戸むらさき特急」全3巻
  • 著者「ほりのぶゆき」
  • 出版社「小学館」(BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
  • 初版①「平成5年10月1日」
       ②「平成6年6月1日」
       ③「平成7年9月1日」

収録作品

  1. 江戸むらさき特急
  2. 剣豪課長

思い出

 「江戸むらさき特急」・・・「ビックコミックスピリッツ」に掲載された作品・・・本に「初出」が書いてないのでハッキリしないけど(3巻のみには記載)

 作品は、ほりさんお得意の・・・「TV時代劇LOVE」の、独自の角度からの突っ込み4コマ作品・・・連載期間も3年あまりと長く・・・代表作といっても良いのでは?
 「昭和のTV時代劇」を知っていれば説明不要で楽しめます・・・知らなくても(たぶん)笑うと思う。 

 中には作品とは関係なく・・・「江戸の黒豹」「むっつり右門」など「タイトルからのイメージ」だけで話が展開する物もありますから・・・しかし、作者手を抜いておりません。・・・「~黒豹」なんか「杉良太郎」にそっくりですw

 余談ではありますが・・・先日「NHKの氷川きよしの番組」に「杉良太郎」がゲスト出演・・・「江戸の黒豹」を唄っておりました・・・ビデオに撮れば良かった。

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2006/02/08

ゲッターロボ

  • saga1書名「ゲッターロボ」全3巻
       ゲッターロボ・サーガ①~③
  • 原作「永井 豪」作画「石川 賢」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 初版①「平成11年1月5日」
       ②「平成11年2月11日」
       ③「平成11年4月12日」

思い出

 平成3年・・・ゲームボーイで一つのゲームが発売されます・・・「スーパーロボット大戦」・・・内容は・・・「ゲッターロボ」「マジンガーZ」と「機動戦士ガンダム」が、同じ世界で並んで戦うというもの・・・そのソフトはその後各種ゲーム機で続編が作り続けられるほど大ヒット・・・そんな流れの中で・・・「過去のロボット作品」も再び取り上げられる機会が増え・・・双葉社では「スーパーロボット大戦コミック」なる本が発売されました。

 その本のメインの一つが、石川さんの描く「ゲッターロボ」の新作・・・はじめは読み切りの形で「ロボ」「G」のエピソードだったのですが・・・それがやがて「真ゲッターロボ」という完全新作に移行してゆきました。

 その流れの中で発売されたのが、この「ゲッターロボサーガ」シリーズ・・・書き下ろし・加筆修正を加えた「新編集」版です・・・①~③は「ゲッターロボ」・・・恐竜帝国編ですね。

 この作品・・・やはり「新作部分」が面白い・・・1巻は物語の導入部「ゲッター線が、自らの意志でゲッターロボを動かし始める」部分が書き加えられました。
 2巻は「新エピソード」・・・敷島博士の活躍が嬉しい・・・3巻は「武蔵」が主人公の「特別編」(ギャグ編)
 さて・・・2巻・3巻の部分は以前雑誌に掲載された物なのだが・・・初出誌名が記載されておりませんでした。

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2006/02/06

マジンガーZ

  • mazinger_z 書名「マジンガーZ 愛蔵版」
  • 著者「永井 豪」
  • 出版社「中央公論社」
  • 初版「平成元年3月25日」
  • 連載「少年ジャンプ 47年42号~48年35号」

思い出

 まんがの世界の中で・・・「鉄人28号」(無線操縦型)「鉄腕アトム」(自立型)に続く、第3のロボット・・・有人操縦型「マジンガーZ」が登場しました・・・が?
 私の記憶が誤ってなければ・・・それ以前に「ジャンボーグA」が特撮番組になるかなり前に「プロトタイプ」として「学年誌」に掲載された記憶もあるのですが??・・・確かこれ「人体の動きをトレースする」タイプの「有人操縦」だったとおもう。

 しかし、「マジンガーZ」がその後に続くロボットアニメの元祖だと言うことは間違いなく・・・現在でも「スーパーロボット大戦」など最前線で活躍するロボットです。

 マンガの方は・・・さすが原作者・・・テレビアニメとは関係なく独自のストーリーが続きます・・・「ドナウα1」とか「ガミアQ」とか・・・なかなか力の入った話が多いです。

 この作品・・・巻末の初出に「ジャンプ」しか記載されておりません。が・・・途中から「テレビマガジン」に移ったような気もするのですが??

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2006/02/05

超少女明日香 救世主の血

  • wada37書名「超少女明日香 救世主の血」 全3巻
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」(花とゆめコミックス)
  • 初版①「平成5年1月25日」
       ②「平成5年6月25日」
       ③「平成6年6月25日」

収録作品

  1. 超少女明日香 救世主の血 (花とゆめ 63年10号~12号)
  2. 超少女明日香 黄金のドクロが笑う ( 〃 4年16号~18号)
  3. 超少女明日香 明日香対救世主 ( 〃 5年1号~3号)
  4. 超少女明日香 史上最大の生霊 ( 〃 5年16号~19号)
  5. メイキングオブ「救世主の血」 (描き下ろし 各巻に収録)

思い出

 花とゆめ版「明日香」の最終エピソード・・・超少女に対する「超少年」救世主の登場です。
しかも・・・年1回、3~4話の連載で、救世主登場から5年にわたる長期連載(途中、別エピソード挟まってますが)
 敵は、花ゆめ版通しての敵「生霊」・・・「悪霊」から始まり「原人の首」「蛇の生霊」と続き・・・最大最後の敵は・・・「ニンゲンの生霊」・・・ブラックゴーストですね・・・人間の敵は人間

 明日香のライバルであるはずの「救世主」・・・初登場(ウエディンク・゙スター)時から、どうも「悪人」・・・「自然の友」ではなく「自然の力を(無理矢理)利用」・・・その理由は・・・ネタバレするので伏せときますねw

 最終回、明日香は・・・「もうあたしも迷わない」「風が・・・あたしたちを祝福してくれている」と一也を受け入れ・・・「キスシーン」で雑誌掲載時は終わっていたのに・・・ラスト書き足されてしまいましたw
 作者の陰謀により・・・明日香はまた一也の元を去ってゆくのです。

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2006/02/04

妖精の森

  • azuma38書名「妖精の森」 FLOWERS FOR AZUMASAN Part 2
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「虎馬書房」(同人誌)
  • 初版「昭和56年7月31日」

収録作品

  1. 妖精の森 (同人誌 47年 鏡1号)
  2. フータロウ (冒険王 47年夏の増刊号)
  3. 雪の日の物語 (少年サンデー 51年9月増刊号)
  4. ネズミのデイト (少年マガジン 47年12/5増刊号)
  5. リングサイドクレージー (まんが王 44年12月号付録)
  6. 色情狂室 (マンガストーリー 49年4/20号~7/27号)
  7. 恋人がいっぱい (週刊明星 51年4/25号)
  8. 野生の王国 ( 〃 51年?号)
  9. らりるれラリ子 (少年サンデー 50年10/20増刊号)
  10. 天災は駆け足でやって来る (ビックコミックオリジナル 50年7/1増刊号)
  11. 高校生無頼帳 求めよさらば・・・ (トップコミックオリジナル 46年12/25号)
  12. どっこいドジ太 (小学館Book 48年10月号~49年3月号)

思い出

 この本は、副題「FLOWERS FOR AZUMASAN Part 2」と付いているように・・・以前紹介した同人誌「吾妻ひでおに花束を」のパート2です。
 当時の未収録作品を中心とした作品集・・・原稿紛失&行方不明の物が中心だそうで・・・同人誌ならではの本ですね。

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2006/02/03

パパ The ライバル

  • papa_the_rival書名「パパ The ライバル」
  • 著者「丹沢 恵」
  • 出版社「芳文社」(MANGA TIME COMICS)
  • 初版「平成13年7月18日」

収録作品

  1. パパ The ライバル (まんがタイムジャンボ 9年4月号~10年5月号)
  2. カレと呼ばないで (まんがアロハ 掲載作品)
  3. 年下の男の子 (まんがタイムラブリー 5年8月号)
  4. 男なんてなにさ!! ( 〃 6年2月号)
  5. うそつきに乾杯!! (  〃 5年10月号)

思い出

 丹沢さんの「短編作品集」・・・100ページちょっとの本に「5作品」入ってます・・・っていっても「連載2本」「読み切り3本」なんですが。

 連載も「1年程度」の物ですので・・・ほんと、全作品が「短編」という感じで・・・少々物足りないかも?
 「カレと呼ばないで」が・・・もう少し長期連載に持って行けたような気もするのですが・・・たぶんこれは「掲載誌の関係」で打ち切りっぽいですねw

 でも、こんな短編集が集まって1冊になるというのは・・・人気のある証拠なのでしょうね。
(できれば・・・とみいみく名義の物もまとまってほしいなぁw)

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2006/02/02

聖子と吉三郎

  • seiko_to_kitisaburo書名「聖子と吉三郎」
  • 著者「沖倉利津子」
  • 出版社「集英社」(MARGARET COMICS)
  • 初版「昭和56年3月30日」

収録作品

  1. 聖子と吉三郎 (別マ 54年6・7月号)
  2. 砂糖菓子なんてよばないで! ( 〃 55年5月号)
  3. 風のポエム雨のメモリー ( 〃 55年9月号)

思い出

 「セッチシリーズ」で・・・中学生の心境を「生き生き」と表現していた「沖倉さん」の・・・「最高傑作」と私の中では位置づけられている作品w

 前後編・90ページの中に・・・中学、高校時代の「男の子」「女の子」の気持ちが詰まってます。

 幼なじみの「聖子」と「吉三郎」・・・幼稚園時代は「仲よしこよし」だったのですが・・・小学校もだんだん学年が進んでゆくにつれて・・・「異性と仲が良いのはハズカシイ」という気持ちが「聖子」の方に芽生えます・・・男の方は単純で・・・「え?なんで?」とか思いながらも「いつまでもおててつないでじゃいられない」コトに気づき・・・
 結果としては・・・最後にお互い「告白」して終わるのですが(少女マンガですからw)・・・そこまでの「過程」の「男の気持ち」「女の気持ち」ってヤツが・・・どうもこの・・・こそばゆくなるような感じでw
 でもこれ・・・恋愛とかそんなコトじゃない「人として成長してゆく」ことに主題が置かれた作品・・・だからこそ、今の中学生などに読んでもらいたいなぁ

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