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2006/04/30

怪盗アマリリス(その5)

  1. Wada46 書名「怪盗アマリリス」(9~14巻)
  2. 著者「和田慎二」
  3. 出版社「白泉社」
  4. 連載「平成6年6号~平成7年22号」(花とゆめ)

収録作品

  1. 怪盗アマリリス(本編)
  2. 怪盗アマリリス・予告編(花とゆめ 2年24号)12巻
  3. ちょっとメイキング(各巻巻末)

思い出

 ちょっとずつ「小出し」にしていた「怪盗アマリリス」・・・最後になって6冊分一気に紹介w
いえ、実際この6冊は、ここのエピソードには分かれておりますが・・・最終回に向けての一連の流れになっておりますので。

 ナナのミスにより「怪盗アマリリス」の写真が裏の世界に流れ・・・敵組織「黒のオークション」が動き始めます。・・・そして「シンドバットコイン」の登場・・・敵の刺客も登場してきて・・・いろいろあってw・・・敵の本拠地に乗り込んで・・・

 いろいろ紆余曲折のあった「怪盗アマリリス」ですが・・・ラストに向かって大きく流れてゆきます・・・「ノリで描いた」かと思われた「フラワードリームナナ」の登場も・・・「計算の上の必然」出はなかったのかと感じてしまうほど、違和感なく溶け込んでおります。

 さて・・・「ナナの渡米エピソード」の「小話」の件・・・「坂本九が実際にやった」ってヤツ・・・有名な話だと思っておりましたが「幻のエピソード」だったのね。・・・いや、和田さんが「物書きの責任」として、裏のとれていない話を簡単に雑誌には書けなかったのでしょうけれども。

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2006/04/29

ぱるぷちゃんの大冒険

  • Azuma46書名「ぱるぷちゃんの大冒険」
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「有限会社ぱるぷ」
  • 初版「昭和60年2月25日」

収録作品

  1. CAPTAIN MAD-FANTASTIC
    1.アウスタンディング・アンノウンの巻 (マンガ奇想天外 56年№5)
    2.怪ロボット現わるの巻 ( 〃 56年№6)
    3.アメージング・ストーリーズ日本語版の巻 ( 〃 56年№7)
    4.SF大会の巻 ( 〃 56年№8)
    5.めとろぽりすの巻 ( 〃 57年№9)
  2. AMAZING BEAUTY"PULP
    1.ぱるぷよ今夜もありがとう (描き下ろし)
    2.ぱるぷちゃんの大冒険 (月刊ベティ創廃刊号 57年)
  3. Dr.ASIMAV in SPACE
    1.Dr.アジマフ ロボット連れて (SFマンガ大全集Part3 54年)
    2.Dr.アジマフ 安全着陸 (マンガ奇想天外 55年№1)
    3.Dr.アジマフ 各駅停車 (SFエイリアン-少年キング増刊- 58年1月)
    4.Dr.アジマフ 懺悔録 (マンガ奇想天外 55年№2)

思い出

 掲載誌の関係か・・・エログロ色の強いものが多い吾妻さんの作品の中で・・・この話は「SF濃度の高い一般的な作品」・・・いや、SFってところが「一般的」じゃないかも」ですがw・・・系統としては「ななこSOS」的な話かな?

 

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2006/04/28

HELLOマイ・シスター

  • Hello_my書名「HELLO マイ・シスター」
  • 著者「丹沢恵」
  • 出版社「竹書房」(BAMBOO COMICS)
  • 初版「平成18年3月27日」

収録作品

  1. HELLO マイ・シスター (まんがライフMOMO 15年11月号 16年3月号~17年12月号)
  2. おまかせあれ (月刊まんがライフオリジナル 13年4月号/月刊まんがライフオリジナル 14年丹沢恵SP)
  3. 番外劇場 (描き下ろし)

思い出

 昨年末連載が終了したばかりの、「丹沢恵」さんの最新刊・・・女性2人のアパート同居物・・・でも姉妹

 性格の違う姉妹・・・個性的な姉の友人・・・不思議な隣人・・・と、わりと登場人物も多彩で(4人ですがw)いろんな展開を期待したのですが・・・単行本1冊分で終了・・・この作者・・・「ごめんあそばせ」という超強力な「同居物」連載持ってるからなぁ

 最近、ちょっと「短め」の連載が多く、不満・・・とはいっても、約2年間分が詰まっているのですがねw

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2006/04/27

左のオクロック!!

  • Hidarino 書名「左のオクロック!!」全2巻
  • 著者「新谷かおる」
  • 出版社「徳間書店」(SC COMICS)
  • 初版①「昭和63年5月20日」
       ②「昭和63年11月20日」

思い出

 新谷かおるさんの「バイク」まんが・・・エリートの高校生が、なんだか良く解らないけど(ほんと・・・ハッキリとした理由は語られていないのです)家を出て、バイクで日本一周の旅に出るというお話

 その後・・・旅先でいろいろな人と出会い・・・途中で相棒も出来て「ふたり旅」になり・・・何かを見付け(たのだろうな・・・やっぱり)て、家に戻って行くという・・・「爽やか青春」系です。

 タイトルは・・・「左回りの時計」と言うことらしい・・・第1話に登場して「みんなと同じ右回りじゃいやなんだ」と主人公に言わせますが・・・その後、特にこだわるわけでも無しw

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2006/04/25

荒川道場

  • Arakawadojo 書名「荒川道場」
  • 著者「ほりのぶゆき」
  • 出版社「竹書房」(バンブーコミック)
  • 初版「平成8年4月30日」
  • 初出「まんがクラブ増刊 まんがパロ野球ニュース 2年5/19号~3年3/19号」
       「学研 パロ野球ニュース 3年4月号~12月号 5年8月号~6年11月号 7年1月号」

思い出

 なぜか「懐かしの」って雰囲気の「ほりのぶゆき」まんが・・・今回の題材は「プロ野球」です・・・福岡ドームとか若田部とか松井秀喜とか・・・連載当時(平成)の題材を扱っているのに、なぜか「昭和」の香りがw

 全編通して「ほりのぶゆき」ワールドって作品がそろっているのですが・・・やはり後半部分「野球と特撮の融合」したまんがが好みですねw

 でもやはり「時代劇物」と同様・・・解らない人はやっぱり付いていけない作品ですw

 

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2006/04/23

怪盗アマリリス(その4)

  • Wada45_2書名「怪盗アマリリス」(8巻)
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」
  • 連載「平成5年21号・6年5号 平成5年12号~14号」(花とゆめ)

収録作品

  1. 幻のCDを捜せ!
  2. ちょっとメイキング(1)
  3. アルカディア作戦
  4. ちょっとメイキング(2) アルカディア作戦編

思い出

 「アルカディア作戦」・・・超番外編ですw・・・スケバン刑事「ガラスの仮面編」・明日香「赤い牙編」以上のコラボレーション・・・なんてったって「花とゆめ」本誌に3号に渡って掲載されたのですから。
 コミックスの表紙写真を見て解るとおり・・・過去の和田さん作品から「亜里沙」「ムウ・ミサ」「飛翔」が参加・・・表紙には描かれていないけど、あの「サイラス」も登場(+敵役として「信楽老」も)
 登場人物だけでなく・・・飛翔の「村雨丸」と対になる「水晶丸」を(本編に先駆けて)登場させるなど、なかなか含みの多い作品です。

 「幻のCD~」の方は、本編です・・・ちょっとした小さなエピソードではありますが・・・わりと本筋の要となる話だったりします。

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2006/04/22

ときめきアリス

  • Azuma45書名「ときめきアリス」Hideo Collection 7
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「双葉社」(ACTION COMICS)
  • 初版「昭和60年5月20日」

収録作品

  1. アリスは鏡を通りぬけて (描き下ろし)
  2. アリスはちょっとため息をついて (スーパーアクション 59年11月)
  3. アリスは何かしてやりたくて ( 〃 60年1月)
  4. アリスはしばらくの間黙りこんで ( 〃 60年4月)
  5. アリスはおかしくて笑ってしまい ( 〃 59年5月)
  6. アリスはすこし不安そうに ( 〃 59年7月)
  7. アリスははにかみながら ( 〃 59年6月)
  8. それがアリスにとって何だというのでしょう (吾妻ひでお大全集 56年5月)
  9. アリスは波打ちぎわに腰かけて (スーパーアアクション 59年8月)
  10. アリスはこれがおかしいと思って ( 〃 59年10月)
  11. アリスはがまんできなくなって ( 〃 59年9月)
  12. アリスはすっかりまごついてしまい ( 〃 60年3月)
  13. アリスはあたりを見まわして ( 〃 59年12月)
  14. アリスは騎士をさがそうとして ( 〃 60年2月)
  15. アリスはたいそう不思議に思って ( 〃 60年5月)

思い出

  Hideo Collection 7・・・シュガーレス作品集・・・作品サブタイトルを見ていると、まるで「不思議の国のアリス」を吾妻さん風に漫画化したのでは?と思ってしまいますが・・・「違います!!」
 「アリス」という名の少女(女性)または(女性に擬態した何か)が登場する・・・エロチックコメディ&不思議SF漫画です。

 この7冊目で・・・B5版ハードカバーの「吾妻ひでおコレクション」は「第Ⅰ期完結」となりましたが・・・20年待ち続けているのですが「第Ⅱ期」の発売される様子はありませんねw

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2006/04/20

未来より愛をこめて

  • Natsuno05 書名「未来より愛をこめて」
  • 著者「清原なつの」
  • 出版社「集英社」(りぼんマスコットコミックス)
  • 初版「昭和58年3月20日」

収録作品

  1. 未来より愛をこめて (りぼんオリジナル 56年冬の号)
  2. 秘密の園から ( 〃 57年早春の号)
  3. ロゼ ( 〃 57年初夏の号)
  4. 飾り窓のあかね姉さん (りぼん 57年5月号)

思い出

 アレックスタイムトラベル3部作・・・とは言っても・・・「タイムマシンで過去や未来を行ったり来たり」って話ではなく・・・「コンピュータに管理される未来はバラ色か?」というお話。
 ただ・・・3部作で「結論」が出る話ではなく・・・「問題を提起」して終わってしまったような・・・余韻の残る作品です。(実際は続編があるんですけどね)
 「作品かいせつ」に・・・「清原なつの先生お得意の、SF3部作です。」となっているように、「SFマンガ」がジャンルとして「あたりまえ」になってきたころの作品ですね。

 「飾り窓のあかね姉さん」は・・・こちらは清原さんのもうひとつの流れ・・・「大人の女性」シリーズですねw

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2006/04/19

エコロG

  • Ecog書名「エコロG」
  • 著者「ほりのぶゆき」
  • 出版社「宙出版」
  • 初版「平成12年1月31日」

収録作品

  1. エコロG (ヤングサンデー 3年6/28号~4年8/14号)
  2. 健康ノーパン男 (ビックコミックスピリッツ増刊号 3年8/8号)
  3. 花粉マスク吟仕込 ( 〃 3年4/11号)
  4. タテノリ (ロッキング・オン 3年12月号~4年1月号)
  5. おカルト館 (まんが笑アップ増刊号 3年6月号~5年6月号)
  6. 歴史の必然 (WEEKLY漫画アクション 3年5/28号)
  7. 4コマいろいろ (ログイン 2年10/5号~3年3/15号)

思い出

 ほりのぶゆきさんの・・・ほんと「無意味」なお話w・・・いえほんと、深い意味など全くなく、その場の「ノリ」で書かれたような作品集。

 この本・・・帯に「リサイクルギャグ」と書かれておりまして・・・「漫画界の歴史の中にうずもれようとしていた珠玉の作品たちが、名を改め、再生紙を利用し、今、”再刊”!!」・・・そう、実は「新刊」じゃなかったのです・・・購入してみて「あれ?」と思いましたw・・・これと同じ本をいずれまた紹介しましょうw

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2006/04/17

るーみっく わーるど 2

  • Takahashi03書名「るーみっく わーるど 2」
  • 著者「高橋留美子」
  • 出版社「小学館」
  • 初版「昭和59年8月8日」

収録作品

  1. 戦国生徒会 (少年サンデー増刊 57年2月号)
  2. 勝手なやつら (少年サンデー 53年28号)
  3. ザ・超女 (少年サンデー増刊 55年10月号)
  4. 黄金の貧乏神 ( 〃 53年9月号)
  5. 怪描・明 (劇画村塾 56年第4号)
  6. 腹はらホール (別冊BIG GORO 53年8月号)
  7. 笑え!ヘルプマン (少年サンデー増刊 56年9月号)
  8. われら顔面仲間 (少年サンデー 59年創刊25周年記念増刊号)

思い出

 高橋留美子さんのデビュー作(第2回小学館新人コミック大賞入賞作)「勝手なやつら」を含む、これもまた「初期作品集」・・・とはいえ「われら顔面仲間」などは、もう「中堅どころ」の手慣れた作品の雰囲気がありますね。

 「るーみっく わーるど1」と比べると・・・コメディ物ばかりで、少々物足りない感もあります・・・とはいえ、このごろこういう作品描いてくれないからなぁ。

 「怪猫・明」は日記風のマンガ・・・メジャーデビュー前から描いていた「劇画村塾」に掲載された作品・・・「けもこびるの日記」とか以前何かで読んだ気が・・・

 そういえば、このころ発売されていた「うる星やつら」の「ムック本」にも、「日記マンガ」かいてたけど・・・単行本未収録ですね。

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2006/04/16

怪盗アマリリス(その3)

  • Wada44書名「怪盗アマリリス」(6巻~7巻)
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」
  • 連載「平成4年21号~24号 平成5年7号~11号・20号」(花とゆめ)

収録作品

  1. ナナのシネマパラダイス(前)
    ACT1 わーい!映画だ
    ACT2 「超少女明日香」
    ACT3 わがままな天使
    ACT4 撮影開始!
    ACT5 NG続出 海の困惑
    ACT6 怪盗アマリリスの正体
  2. ナナのシネマパラダイス(後)
    ACT1 バレちゃった!
    ACT2 海君 開眼する
    ACT3 アマリリス最後の日
    ACT4 決着
    ACT5 エピローグ
  3. 怪盗アマリリスは燃えているか?
  4. ちょっと予告編

思い出

 アマリリスの中で・・・私の最も好きなエピソードw・・・「映画篇」(別名:超少女明日香編)です。
「フラワードリームナナ」の登場で、「芸能界もの」になった「怪盗アマリリス」・・・その中で「超少女明日香」の映画を作ってしまうという・・・和田さんファンへの大サービスなお話。

 コミックス表紙も、当たり前のように「FDナナ」が登場しておりますが・・・実はこのエピソード、「アマリリスの正体が海にばれる」という・・・「怪盗」の方の本筋としても重要なエピソードになっているのです。

 さて・・・この話の中で・・・「映画の大ヒット」→「相乗効果でテーマソングはヒットチャートを急上昇」→「でもコミックスは売れない・・・ま よくあるはなしさ」・・・と、自虐的なギャグ?もあるのですが・・・この秋の「スケバン刑事」・・・どうなることでしょう?

 でも、この「明日香編」は単なる前振り・・・もっとものスゴイ「コラボレーション」が次巻で展開されることになろうとは・・・

 

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2006/04/09

和田慎二 カードギャラリー

  • 書名wada-ex 「和田慎二 カードギャラリー」
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」

思い出

 私の持っていないアイテムの一つ・・・友人から「画像」だけもらいましたw
だから、「初版日」とか「カードの構成」とかさっぱり解らないのです。

 なぜ購入しなかったかは不明・・・漫画本じゃなかったから?・・・いえいえ、当時発売された「はみだしっ子 トランプランド」(だったかな?)は購入していますから・・・

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