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2006/06/27

陸軍中野予備校

  • Nakanoyobiko書名「陸軍中野予備校」全6巻
  • 著者「安永航一郎」
  • 出版社「小学館」
  • 連載「週刊少年サンデー 昭和60年42号~61年52号」
       「週刊少年サンデー増刊号 平成3年10月号~11月号」

思い出

 第二次大戦中の日本軍「特務兵養成学校」・・・「陸軍中野学校」・・・そこにエリート軍人を送り込むために極秘裏に設立されたのが「陸軍中野予備校」
 そして・・・敵の組織の名は海の向こうの秘密国家「南蛮帝国」・・・予備校出身者は、南蛮帝国の侵略から日本を守るために戦うのです。
・・・って、基本設定があるようなのですがw・・・この作品・・・やはり前作「県立地球防衛軍」と同じように・・・「男の肉体描写」にこだわった作品w
 「有川さん」とか「バゾク」とか・・・かわいいおんなのこも出てくるんですがねぇ・・・

 週刊誌連載は、最終回らしくもない「終わり方」で終了・・・その5年後・・・「サンデー増刊」誌上で「五年ぶりの最終回」が描かれるのですが・・・これも実際の所、最終回ではないなw

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2006/06/25

怪盗アマリリス(その6)

  • Wada52 書名「怪盗アマリリス」全8巻
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「朝日ソノラマ」
  • 初版①②「平成12年4月30日」
       ③④「平成12年5月30日」
       ⑤⑥「平成12年6月30日」
       ⑦⑧「平成12年7月30日」

収録作品

  1. 怪盗アマリリス (花とゆめ 平成3年1号~7年22号)
  2. 快盗アマリリス (別マ 昭和48年11月号)

思い出

 「少女鮫」終了から1年・・・突然、思いがけない出版社から発売されたのがこの本・・・「怪盗アマリリス」です。
 「大人の事情」的なことは、読者にはまったくわからないところなのですが・・・少女鮫依頼、「花ゆめ」での新連載がなかったものですから・・・どうしたのだろう?と思ってはいたのですがね。

 それはともかく・・・再編集本でも「新刊」が発売されるのはありがたいことで・・・この本は「アマリリス完全版」(カラーページ等の再現はないけど)・・・1巻冒頭は、連載前の「予告編」から始まってるし・・・別マ時代の読み切り短編「快盗アマリリス」も収録されております。

 あと、和田さんの本につきものの「メイキング」ですが・・・今回は1巻に「再編集にあたってのメイキング」が描き下ろし・・・その他の巻は、コミックス掲載のものなのが残念なのですがね。

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2006/06/24

美美&亜衣

  • Azuma52 書名「美美&亜衣」
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「大都社」(STCOMICS)
  • 初版「平成6年3月3日」

収録作品

  1. 美美 (マンガ少年 51年9月号~54年8月号)
  2. セクシー亜衣 (別冊少年チャンピオン 49年4月号~12月号)

思い出

 主人公の名前が「漢字二文字」なので・・・このカップリングになったのかどうかは「?」なのですが・・・全くの関連がない「2作品」が1冊にまとまった本w

 「美美」は・・・武道家の美少女が、転校先の学校で「スケ番」となり・・・その「世間知らず」な言動と「桁外れの強さ」のギャップが巻き起こすドタバタギャグ・・・起承転結のハッキリとした「4コマ」ならぬ「4ページ」マンガ
 全36話の中で・・・毎回「制服」のデザインが違いますw

 「セクシー亜衣」は・・・「眼鏡を取ると美少女」という女教師のお話・・・でも、性格は「阿素湖」w・・・よく「少年誌」で連載できたなぁって感じの作品。

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2006/06/21

群青の日々

  • Natuno08書名「群青の日々」
  • 著者「清原なつの」
  • 出版社「集英社」(BOUQUET COMICS)
  • 初版「昭和62年3月13日」

収録作品

  1. 群青の日々 (ぶ~け 60年11月号)
  2. 聖バレンタインの幽霊 ( 〃 61年2月号)
  3. カメを待ちながら ( 〃 61年5月号)
  4. 8月の森を出て河を渡って ( 〃 61年8月号)

思い出

 清原なつのさんが「りぼん」から「ぶ~け」に掲載誌を移してからのコミックスです・・・じつは「りぼんコミックス」を1冊紹介していない(あざやかな瞬間)のだが・・・いま、本棚まわりが「ものすごいこと」になっていてw・・・何処かに埋もれているのです・・・発掘できたら紹介の予定

 さて・・・「ぶ~け」がどのようなポジションにあった雑誌かは良く解らないのですが・・・「りぼん」よりは対象読者が上なのは確かでしょう・・・とはいえ、特に「(りぼんより)年長の読者を想定」した作品と言うわけではなく・・・いつもの「清原さん」のまんがが描かれております。・・・この「淡々とした」加減が良いのですよ。

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2006/06/19

県立地球防衛軍

  • Kenrituchikyu書名「県立地球防衛軍」全4巻
  • 著者「安永航一郎」
  • 出版社「小学館」
  • 連載「週刊少年サンデー増刊号 昭和58年5月号~60年9月号」
  • 初版①「59年11月15日」
       ②「60年3月15日」
       ③「60年7月15日」
       ④「61年1月15日」

思い出

 あ~・・・もう20年も前の作品になるのか・・・「サンデー増刊号」が熱かった頃の作品・・・安永さんはたぶんこれが「初連載」・・・「バラダギ様」とか、おんなのこがかわいいw・・・のはともかく、「男の足」の「すね毛描写」など・・・男の肉体にこだわる「安永さんらしさ」はもう随所に現れておりますw

 世界を征服するために、(たしか)九州の某県に魔の手を伸ばした悪の秘密結社「電柱組」・・・それに対抗するため「県知事」は「県議会」を招集・・・ここに「県立地球防衛軍」が誕生したのです!!・・・という、壮大なようで、一地方都市のこぢんまりとした地域でのお話

 基本的にはドタバタですが・・・時々「ラブコメ」w・・・でもやっぱり「ドタバタ」で終了していった作品です。

 各話のサブタイトルが・・・ウルトラセブンのタイトルのパロディになっているというのは・・・一部で有名な話。

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2006/06/07

神聖伝メガシード 創世編

  • Megaseed書名「神聖伝メガシード 創世編」
  • 著者「島本和彦」
  • 出版社「講談社」(HAOH KC)
  • 初版「平成9年7月23日」
  • 連載「覇王マガジン 8年5月号~12月号」

思い出

 マンガ・小説・ゲームと・・・いわゆる「メディアミックス」で展開した数多くの作品の中で・・・特に目立った所もなく「埋もれてしまった」作品の一つw
 実際この作品の「ゲーム版」・・・「神聖伝メガシード 復活編」を知っている人間がどのくらいいるのでしょう?・・・プレステのゲームらしいけど・・・全然知りませんでしたw

 このマンガも雑誌掲載時には見たこともなかったのですw・・・「島本和彦の本」ということで、手にした1冊なのですが・・・??

 「企画/サンライズ」「協力/講談社」・・・大手の企業がバックについて・・・たぶん「設定」とかいっぱいあったのでしょうね・・・丁寧に書かれている作品なのですが・・・マンガの中には「島本さんらしさ」がほとんど感じられません。

 話も、中途半端なところで「第1部・完」・・・いろいろと不満の残る1冊です。

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2006/06/04

少女鮫 (その4)

  • Wada51書名「少女鮫」(9~10巻)
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「白泉社」
  • 連載「平成10年22~平成11年3号・5~7・11~13号」(花とゆめ)

収録作品

  1. 第9部 日本編 ACT1~ACT6
  2. 第10部 さらば少女鮫 ACT1~ACT5
  3. 少女鮫通信  vol.9~vol.10

思い出

 足掛け8巻に渡る「少女編」も終了し・・・9巻よりついに「女子高生 アル 編」に戻ってきました。・・・第1部が「女子校アクションもの」だったんですよ・・・印象薄いけどw

 第9部は「日本編」・・・日本で高校生生活を送る「アル」の元に・・・元傭兵仲間の「ビル」がゲリラに捕まったとのニュースが!!・・・ビルを救出するために、アルは「傭兵」となり・・・以前の仲間「ホーク」と「シルバー」を迎え・・・「カンボジア」に向かいます・・・って、これのどこが「日本」編w
 とはいえ・・・期待していた「女子高生アクション」とはちょっと方向が違いましたが・・・快調なテンポで話が進み・・・「さて、これから!」と思ったのですが・・・

 第10部・・・さらば少女鮫・・・えっ?・・・もうお終いなのですか??

大人の世界で何があったのかは知らないのですが・・・いきなりの「最終章」・・・女子高編も8巻程度の構想があったらしいのですが・・・バッサリと斬られてしまったようで・・・残念。

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2006/06/03

やけくそ黙示録(その2)

  • Azuma51書名「やけくそ黙示録」
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「朝日ソノラマ」(SUN WIDE COMICS)
  • 初版「昭和62年7月20日」

収録作品

    1. やけくそ黙示録 (マンガ少年 56年2月号~5月号)
    2. ホーキ売りの季節 ( 〃 55年8月号)
    3. とつぜんDr. (ビックコミックスピリッツ 55年11月~56年12月)
    4. ベスト典 (月刊プレイコミック 54年7月号)  
    5. エスパー三蔵 (増刊プレイコミック 56年1/20号)
    6. シッコモーロー博士 (月刊少年マガジン 51年1月号~4月号)
    7. スーパー・サクラン (少年サンデー増刊 51年春の号~夏の号)
    8. 真絵知くん (別冊少女フレンド 51年3月号~5月号)
    9. 怪盗紅オヨヨ (冒険王 51年新年増刊号)
    10. ゆきおんな (少年キング 50年7号)
    11. ママ (別冊少年マガジン 46年5月号)
    12. セールスウーマン ( 〃 46年7月号)

思い出

 過去に朝日ソノラマから出ていた2冊の本(「やけくそ黙示録」と「シッコモーロー博士」)を一つにまとめた「再販本」・・・「大冒険児」が載ってはいませんが、それ以外は変更無し。
 初期SF・ギャグから大ブレイク期の作品まで・・・なかなかバラエティに富んだ作品集ですw

 昨年の「大ヒット作」(失踪日記)の関係で・・・こんな感じの過去の再販本がいっぱい発売されるんじゃないかと期待していたのですが・・・今のところ静かですね・・・来月(7月)には新刊が発売されるようなのですがね。

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