龍神沼
書名「龍神沼」
- 著者「石ノ森章太郎」
- 出版社「メディアファクトリー」(Shotaro World)
- 初版「平成11年3月1日」
収録作品
- 龍神沼 (少女クラブ 36年夏休み臨時増刊号)
- かげろう ( 〃 35年夏休み臨時増刊号)
- きのうはもうこない だがあすもまた… ( 〃 36年お正月臨時増刊号)
- きりとばらとほしと ( 〃 37年夏休み臨時増刊号)
- 龍神沼の少女 (少女 32年お正月増刊号)
思い出
石ノ森さんの「トキワ荘」時代の短編集・・・さすがに、リアルタイムで読んではいませんw・・・表題作「龍神沼」は・・・「名作である」と言う評判は知っていたのですが・・・この本が出るまで読んだことはなかったのかな?
表題作「龍神沼」・・・村に伝わる「龍神」伝説・・・それを利用して「金儲け」をたくらむ悪人・・・そのたくらみに気づいてしまった主人公・・・ピンチの時に「本物の龍神」が登場して・・・という話を元に・・・龍神の少女と主人公の交流・・・主人公に恋する少女の心など・・・後の少女漫画家に大きな影響を与えたであろう「当時としてはとても最先端」を行っていた話のようです。(受け売りなのでw)
ただ・・・自分のマンガ体験から「和田慎二さんの初期作品(冬の祭)」も・・・かなりこれの影響受けてるんじゃないかなぁ・・・と思ったりしました。
その他の作品も「ファンタジーSF」だったり「ジェニーの肖像」だったり「吸血鬼三部作」だったり・・・45年も前の作品とは思えないですね。
「龍神沼の少女」は「龍神沼」の元となった・・・石ノ森さんデビュー2作目の作品だそうです。
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