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2006/08/17

ザ・島本

  • The_shimamoto書名「ザ・島本」 島本和彦初期短編集
  • 著者「島本和彦」
  • 出版社「徳間書店」(SC SPECIAL)
  • 初版「平成7年11月25日」

収録作品

  1. 炎の転校生・怪獣戦闘! (週刊少年サンデー 61年6月増刊号)
  2. 太陽の戦士ウインドブレーカーX ( 〃 61年9月増刊号)
  3. ほとんどヒーロー ( 〃 58年10号~14号)
  4. 恋の資格がナッシング (ちゃお 62年5月号)

思い出

 島本さんの「初期作品集」・・・最近の「勢いのある言葉」が頻発する話ではなく・・・「勢い」そのままで突っ走る作品W

 「炎の転校生・怪獣戦闘!」は・・・名前の通り「滝沢くん」のあのマンガの・・・「劇場版」・・・「続編ではなく、完全な番外編である! 劇場版と呼んでもいいだろう!」・・・と、作者が言い切ってます。
 おかげて・・・「炎の転校生」がその後、漫画文庫等になっているにもかかわらず・・・この作品は収録されてません。
 ただね・・・「最後のコマ」などは・・・今のワイドテレビやシネスコサイズ放送が普通になってしまった今の若者には・・・理解できないでしょうね。

 「ほとんどヒーロー」は・・・「炎の転校生」連載直前に書かれた「短期集中連載」の作品・・・ほとんど「プロトタイプ炎転」です。

 「恋の~」は・・・ちゃおに連載された「少女マンガ」です。

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2006/08/14

巨乳ハンター

  • Kyonuuhunter_1書名
    「巨乳ハンター」右乳篇/左乳篇
  • 著者
    「安永航一郎」
  • 出版社
    「小学館」 (SHONEN SUNDAY COMIC SPECIAL)
  • 初版 右乳「平成2年11月15日」
        左乳「平成3年1月15日」

収録作品

  1. 巨乳ハンター (週刊少年サンデー 元年16号)
  2. 巨乳皇帝・バストエンペラー ( 〃  元年23号)
  3. ボインはV ( 〃 元年33号)
  4. 巨ブラ ( 〃 元年34号)
  5. 黄金バスト ( 〃 元年40号)
  6. ドプリンプリン物語 ( 〃 元年43号)
  7. 巨乳カーニバル ( 〃 元年47号)
  8. エイチマンⅣ ( 〃 元年スペシャル増刊№4) 以上 右乳篇
  9. でかちち繁盛記 ( 〃 2年13号)
  10. バスト・キッド ( 〃 元年35号)
  11. ぐらま天狗 ( 〃 元年44号)
  12. 大霊パイ ( 〃 2年5月増刊号)
  13. D-CUP HIGHSCHOOL ( 〃 2年6月増刊号)
  14. レッドブラ ( 〃 2年7月増刊号)
  15. ロボカップ2 ( 〃 2年8月増刊号)
  16. 西部パイ拓史 ( 〃 2年9月増刊号)
  17. 妖パイハンター ( 〃 2年12月増刊号) 以上 左乳篇

思い出

 貧乳少女「恭塚まさ子」は・・・巨乳好きの二枚目「板東英次」に「胸の小さい女性はキライだ!」とふられ・・・巨乳女子高生を憎む「巨乳ハンター」となったのです・・・というのが、「第1話」のあらすじ
 ここで解るように・・・登場人物の名前が「芸能人の漢字違い」という(ほかの登場人物は・・・笠城しず子・清河虹子・森三津子などなどw)・・・まぁ、お気楽に書かれた読み切り作品のようだったのです。

 うーん・・・調子にのって、収録タイトル全部書き上げてしまったw・・・眠たいのに・・・各話のタイトルは「TV・映画作品」のパロディ・・・で、お話はほとんど・・・VS巨乳ライバルものです。

 作者の・・・破天荒さの良く出た「傑作」だとは思うのですが・・・このタイトルから・・・アダルトビデオ18禁ビデオが作られてしまったという・・・ちょっとはずかしい作品。

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2006/08/13

超少女明日香 聖痕編

  • Wada54書名「超少女明日香 聖痕編」全2巻
  • 著者「和田慎二」
  • 出版社「メディアファクトリー」(MFコミック)
  • 初版①「平成12年11月1日」
       ②「平成13年2月1日」
  • 連載「コミックフラッパー 11年12月号~12年12月号」

思い出

 超少女明日香が・・・少女マンガ以外のところで復活・・・しかも「読み切り・前後編」とかじゃなく、1年間にわたる長期連載として!

 作者は「あとがき」で・・・「青年誌だと・・・読者だれもあたし(明日香)のこと知りませんよ」・・・とか書いているけど・・・別に第1話の導入部分で「明日香の紹介」とか描くわけでもなく・・・実に自然に「物語」が始まっている所など・・・過去に20年間も物語を続けていた強みでしょうねw

 物語は・・・背中に「聖痕」を持つ「自然を友とする一族」(の末裔)と・・・それを利用する「人間」との戦い・・・原型は「明日香子守歌」と似ているようなw

 今回は、「明日香」単独主演・・・「一也」は次回「式神編」からの登場となります。

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2006/08/12

oh!アズマ

  • Azuma54書名「oh!アズマ」
  • 著者「吾妻ひでお」
  • 出版社「ぶんか社」(BUNKA COMICS)
  • 初版「平成7年8月10日」

収録作品

  1. コスプレ奥さま (月刊まんがシャワー 6年3月号~7年1月号)
  2. 秘密のマユちゃん (月刊まんがシャレダ!! 6年1月号)
  3. マニアック・るいちゃん ( 〃 6年5月号~7年8月号)
  4. いなおり天使 (ミステリーレディース 元年8,10,12月号)
  5. あとがき

思い出

 出版時、コミックスの帯には・・・「10年ぶり 新作コミック」と書かれておりまして・・・まぁ「再編集本」がいろいろと出ていたので・・・ホントに10年振りかはともかく・・・「あっ、まだ描いてたんだ!」と感激した本。
 当時・・・最近描いてないけど、どうしたんだろう?・・・と思っていたのですが(実は「失踪(第1次)中」・・・このころまた「4コマ誌」とか「MONOマガジン」とかで時々見かけて・・・でも「表舞台」には出てこなくて・・・??

 さて、作品の内容は・・・う~ん?・・・いわゆる「やけくそ天使」系のどたばたエロマンガという・・・いわゆる「みもふたも無い」ものなのですがw

 でもね・・・コスプレ奥さまとかは良いキャラクターだと思うんだけどなぁ?・・・あとマニアック・るいちゃんの「淡々とした」4コマも好きです。

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2006/08/11

Gの影忍

  • G_no_kagenin書名「Gの影忍」
  • 著者「こやま基夫」
  • 出版社「メディアワークス」
  • 初版「平成17年4月15日」

収録作品

  1. 虚空の章 (サイバーコミックス2号)
  2. 傀儡の章 (コミック電撃大王創刊号)
  3. 修羅の章 (サイバーコミックス4号)
  4. 犬吼哀歌 ( 〃 19号)
  5. 龍虎の章 ( 〃 6号)
  6. 装甲街道 ( 〃 13号)
  7. 百鬼夜行 ( 〃 8~11号)

思い出

 現在、角川書店から発行されている「ガンダムエース」・・・ガンダムマンガ専用のコミック誌ですが・・・過去にもこれと同じような雑誌が発行されていました・・・それも「本家本元」バンダイが出版していたのです・・・その名も「サイバーコミックス」・・・この作品は、それに連載されていた「忍者ガンダム」のお話

 もしも、ガンダムの時代に忍者がいれば・・・のお話・・・「モビルスーツを使った忍術を駆使し、敵と戦う」という・・・正当派な忍者まんがなのです。
 決して、パロディではなく・・・「サスケ」がリアルなように・・・モビルスーツの世界では、この話も「リアル」なのです。

 この作品・・・90年代前半に一度コミックスになっていまして・・・この本は、05年に出版された「再編集本」・・・連載後、電撃大王に連載された作品も加え「完全版」として発売されました。

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2006/08/02

すくらっぷ・ブック

  • Oyamadaiku01 書名「すくらっぷ・ブック」全11巻
  • 著者「小山田いく」
  • 出版社「秋田書店」(SHONEN CHAMPION COMICS)
  • 連載「週刊少年チャンピオン 昭和55年~57年」

収録作品

  1. すくらっぷ・ブック 全101話
  2. 12月の唯 (1巻)
  3. 春雨みらーじゅ (2巻)
  4. 三角定規プラス1 (3巻)
  5. シューティング・ザ・ムーン (11巻)

思い出

 高校時代・・・なぜか妙に嵌ってしまったこの作品・・・小山田いくさんの「すくらっぷ・ブック」です。

 長野県「小諸」を舞台にした・・・中学生の「青春ものがたり」・・・中2の春から始まって・・・3年生の進路決定・卒業までのお話・・・まぁ、基本的には「誰が誰を好き」だとかなんとか・・・の話なんですけどねw

 これが、小山田さんのデビュー作になるのかな?・・・連載前に本誌に載った「読み切り」(1~3巻に掲載)も、基本的にはこの作品のサイドストーリー・・・そんな感じで、かなり詳細に設定作り込んであります・・・だって、2年7組全生徒の詳細な設定が作ってあるぐらい。

 ただね・・・中学2年の段階で・・・「なぜ1対1のカップル」を決めつけなくてはいけないのか?・・・というのが「疑問」であり「不満」なところ・・・特に8巻あたりで「旅に出る」あたりの話の流れは気に入らない!・・・まぁ、私の勝手な思いこみなんですけどねw
 でもね・・・同時期の少女マンガ「セッチシリーズ」(沖倉律子)も・・・やはり中学生の恋愛話なんか扱っていたのですが・・・こちらの方が「自然」だし「人の気持ち」を考えてある話だったので・・・やはり「おんなのこ」のほうが「大人」だと言うことなのでしょうねw

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