2007/02/03

はいからさんが通る

  • Haikarasan 書名「はいからさんが通る」全4巻
  • 著者「大和和紀」
  • 出版社「講談社」(講談社漫画文庫)
  • 連載「週刊少女フレンド 昭和50年7号~52年10号」
  • 初版「平成7年6月9日」(4冊とも)

収録作品

  1. はいからさんが通る
  2. はいからさんがこけた(番外編)
  3. 鷺草物語( 〃 )
  4. 蘭丸さま純情詩集( 〃 )
  5. 霧の朝 パリで( 〃 )

想い出

 姉の影響で読んでいた「少女フレンド」・・・その中でも、次の号が待ち遠しかったのが「庄司陽子」さんの作品とこの作者「大和和紀」さんの作品。
 特に大和さんの作品は・・・遊び心(今で言うパロディの先駆け)満載で、とても楽しかった。・・・今でこそ「大河作家」のイメージがあるけれど、当時は「ヤマト」だ「ガッチャマン」だと、作品の中に出てくるのですよ。

 さて、この作品は・・・アニメ化(途中打ち切りだったけど)もされた有名作品・・・コミックスは姉が持っていたので、当時は買ってなかったんですけど・・・文庫で4冊同時発売の時に購入しました。

 クライマックスが「関東大震災」・・・最初からこれに合わせて作品を構成していったのでしょうか?・・・でも、なかなかの盛り上がりを見せてくれます。・・・「ラリサ」は・・・読者に嫌われたんだろうなぁw

 番外編4編は・・・全くのドタバタパラレルワールドもの(「~こけた」)と、紅緒にふられた男性3人 鬼島(「鷺草~」)蘭丸(「蘭丸さま~」)冬星(「霧の朝~」)の後日譚

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2005/07/17

緑色の砂時計

  • wada06書名「緑色の砂時計」
  • 作者「和田慎二」
  • 出版元「講談社」(KC mimi)
  • 初版「昭和50年12月15日」
       (第10版 52,11,10所有)

収録作品

  1. 緑色の砂時計(月刊ミミ 50年10月号)
  2. 五枚目の女王( 〃 50年11月号)
  3. バラの迷路( 〃 50年12月号)
     以上 シリーズ/風がめざめる時代
  4. ホットケーキ物語(別マ 47年2月号)

思い出

 さすがに「mimi」は読んでいなかったなw・・・別マとは読者層が違うから、意識的にこのような話を書いていたんだろうけど。
「緑色の砂時計」は「問題作」なんだろうけど、「五枚目~」「バラの~」は、いつも通りの和田さんの作品ですね。

 「五枚目のクイーン」・・・これも「スケバン刑事」のルーツの一つ。「校舎は燃えているか!?」と同じ年に書かれていますし。・・・このテーマはスケバン刑事の中でも扱ってますね。

 「バラの迷宮」・・・前年に描かれた「バラの追跡」のリメーク。これも出版社の関係で本編より先に「単行本に収録」。・・・話としてはこっちの方が好きだな。「西園寺社長」が犯罪者じゃないし。・・・でも「スケバン刑事の美緒さん」は「~追跡」の方の人。

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